麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

先週の土曜日、8月10日に
開催した
麻布俳句教室の句会は
席題による句会でした。

翡翠先生から出された席題は
花火
法師蝉


兼題(仙人掌と行行子)と
合わせて7句を投句。
いつもどおりの手順で
句会を開催しました。
IMG_0512

その中から「今日の一句」を
ご紹介します。

風が風雨が雨呼ぶ行行子
翡翠

葭切のひと息つくや川の音
栄子

暮れなずむ一村包む法師蝉
道楽

隅田川川面に映る大花火
如翠

路地裏の線香花火の淡き夜
珂門

花火死す烟となりて消えゆけり
香深

里山の夕日に映える芒かな
キヨ子

逆光の重みに揺るる芒かな
佳織

道標無き道の果て芒原
一剣

ゆふぐれや芒野原にかくれんぼ
詩音

尾根づたひすすき野分ける一人旅
風虎


芒
(撮影:詩音さん)

このブログに載せるため
各自、「今日の一句」を
選んでもらうのですが、
今回、仙人掌の句が
一句も
ありませんでしたね。
こんなこと、これが
初めて!
仙人掌。
案外、むずかしかった…。

昨日、8月10日、
麻布俳句教室の8月句会を
開催しました。

8月は恒例の席題による句会です。
今夏で3回目になります。

翡翠先生は欠席でしたので、
私たちだけで句会を催しました。

事前に翡翠先生から
お題が幹事の一剣さんに
届いており、
集合時間の13時に
それが貼り出されました。

花火、芒、法師蝉

さて、いよいよ句会のスタートです。
IMG_0512

2時間内に5句を作り、
あとはいつもの流れで
着々と句会が進行しました。

翡翠先生の入選と特選を
うかがえないこと。
句を評していただけなかったことが
寂しかったですが、
後で句評をいただけるとのこと。
どういう言葉がいただけるか
それも楽しみです。

楽しみといえば、
8月はこちらも恒例の暑気払い。
如翠さんと詩音さんが
翡翠先生の名前と縁?のある
「川せみ」という
おしゃれなお蕎麦屋さんを
予約してくださいました。
IMG_0516

こちらも「川せみ」の
主役の翡翠先生が
いらっしゃらなくて残念でしたが、
おいしいお酒もあって、
盛り上がりました。

メンバーの句は近日公開します

昨日、気温40度の中を
歩きました。
わずか250メートルほどだったのに
とてもつらかったです。
夏の日本は
もう人間が住める場所では
なくなるかも、と不安になりました。

さて、今週の土曜日は
麻布俳句教室の句会です。
兼題は
仙人掌、葭切です。

葭切。
よくわからなかったので
いつものとおり、
サントリーのサイト、
日本の鳥百科」に
お世話になりました。

このサイトは
画像、説明、鳴き声が
セットになっているので
とてもわかりやすいのです。

鳴き声を聞いて
わかりました。
河原で鳴いている
鳥ですね。
残念ながら、
その姿は見たことが
ありませんでした。

その鳴き声から
行行子とも
呼ばれます。

行行子口から先に生まれたか
小林一茶


YouTubeでは、
まさしく「ギョウギョウシ」と
鳴いている動画を
発見しました。

葭を束ねて巣を作るので
葭切。
葭原にいる
雀よりも少し小ぶりな
鳥であることから
葭雀とも。

淀川もここらは狭し葭雀
稲畑汀子


水原秋櫻子編の
「俳句歳時記」によると
その鳴き声を詠む句が
多いと。

う~ん、
姿を観察したことがないので
映像が描けません。
どうしましょう。
句会までに考えなくては!

今日は葭切の画像がないので
先日行った
根津美術館で撮った
空蝉の写真をお届けします。

IMG_0501


毎日暑い日が続きますね。
外出して帰ってくると、
お昼寝したい気持ちと
闘うのが大変です

さて、先週、風虎さんから
上野の不忍池の蓮の花の
写真を送ってもらいました。
いつもいつも
感謝感激です。
蓮の花

不忍池の池を埋め尽くす
清らかな花。

酷暑の上野公園とは
違う世界が展開されているかに
思える景色です。
蓮の花2

正岡子規の
上野の蓮の花の句。

だらだらと上野下れば蓮の花


ところで、香深は昨日、
根津美術館に行きました。

8月25日まで
「優しいほとけ、怖いほとけ」の
企画展を開催中です。

仏様といえば、
蓮をモチーフにした
台座がおなじみです。
蓮が泥の中にあっても
清らかな花を咲かせる姿は
煩悩から脱却して
悟りの世界に到達することと
相通じることから
蓮や睡蓮が仏像や仏画に
用いられるとか。

不忍の泥に蓮咲く旱かな
正岡子規


関東地方の梅雨も
いよいよ明けそうな
感じになってきました。

今朝、隣家との境に
小さな蟷螂を発見しました。
190728かまきり

6月の吟行のとき、
有栖川宮記念公園で
蟷螂の卵を発見したのですが、
それら卵も孵化し、
この写真の蟷螂くらいに
成長しているかもしれません。

そして、ひとつお知らせです。
私たち麻布俳句教室は
卯波俳句教室の一教室ですが、
同じ卯波俳句教室の柏教室で
フルポン村上さんの「俳句修行」が
行われました!!
朝日新聞の「好日好書」には、
村上さんが
毎回、あちらこちらの句会に
参加される
人気シリーズ「俳句修行」があります。
今号は、田丸千種講師の柏教室。
原宿教室と横浜教室も参加して
開催された句会の様子が
紹介されています。
詳しくは、
こちら でご覧ください。

というお知らせに続き、
本題へ。

7月13日(土曜日)に開催した
卯波俳句教室の麻布教室の句会。
メンバーの句をご紹介します。

吟行地はサントリー美術館。
「遊びの流儀」という
展示を観ました。
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兼題は、道をしへ と 浴衣。

では、翡翠先生の句から
スタートです。

源氏絵の雲のかゝりし夏館
翡翠

しめやかな時を刻んで扇舞
如翠

虫干や衣桁に掛けし能衣装
詩音


貝合逢へぬ人待つ夏座敷
一剣

道をしへ父母の奥津城知るやうに
栄子

道をしへ訊いてみようかかの家を
珂門

斑猫や棚に古びたサリンジャー
香深

一摘み肩上げとりて初浴衣
キヨ子

勝力士肩盛上げて浴衣掛
風虎

からからと子の夢揺するラムネ瓶
ひとみ

トレビアン響きて美術館涼し
佳織

薄荷摘み指で擦りて涼を呼ぶ
道楽


道楽さんと佳織さんは
句会の日は欠席だったのですが、
二人とも事前に美術館に
行って欠席投句を出され、
参加者皆で感心しました。

来月の句会は
8月恒例の
席題による句会です。
ドキドキ。



子供たちは
待ちに待った夏休みに。
先週から蝉がミーンミーン。
本格的な夏です。

そんな夏も
俳句三昧です。

『俳句界』7月号の
「作品6句」に、
我らが翡翠先生の句が
掲載されています。
ぜひぜひご覧ください。
125ページです。

さて、今日、
一剣さんから
写真が送られてきました。
風鈴市に行ってきたそうです。
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川崎大師の風鈴市。
17日(水)から今日まで開催中。
全国から3万個の風鈴が
集まるそうですから、
涼やかな音というよりも
さぞや賑やかでしょうね。
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ユニークな風鈴がたくさん。

美しき風鈴一つ売れにけり
原石鼎


最近、風鈴を
吊るさなくなりました。
ご近所迷惑になるからと。
事情はわかるけれど、
何だか寂しい。

風鈴のよく鳴り幸福さうな家
村山故郷


こんな感想が
持てればいいですが。

麻布俳句教室の
7月句会の
メンバーの句は
次回、掲載いたします。


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