麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

卯浪俳句会の麻布教室は
2012年5月に開講しました。
毎月1回、句会を開き、
2020年8月に
100回を迎えました。

それを記念して
合同句集を作成しました。
句集のタイトルは
『PASSAGE~小径~』です。

PASSAGEは辞書的には
通路、通り道という意味ですが、
俳句を習い始めた我々が
これまで辿ってきた道という意味と、
吟行で数々の径を歩き、
作句を重ねた体験を重ね合わせて、
PASSAGE~小径~と名付けました。
メンバーの道楽さんの発案です。

Passage


道楽さんが描かれた挿絵入り。
なかなかの出来栄えの句集です(自画自賛)。
翡翠先生はもちろんですが、
生徒12人の俳句もなかなか(再び自画自賛)。

将来、10周年記念、
200回記念の合同句集が作れるよう
今後も、俳句を楽しんで続けたいと
思います。


東京は風のない
よい天気です。

さて、先日、
『卯浪』の9月号が
届きました。

さっそく、
麻布俳句教室のメンバーの
特選句をご紹介します。


田丸千種先生選

金継ぎの小筆の先に兆す秋
詩音

離れればまた鳴き始む昼の虫
佳織

藤森荘吉先生選

一瞬の静寂こほろぎ息を継ぎ
栄子

金継ぎの小筆の先に兆す秋
詩音

渡辺光子先生選

油照腰の手錠の黒光り
佳織


特選、おめでとうございます。

昨日に引き続き、
11月14日に開催した
吟行句会のリポートです。

吟行地の小石川後楽園から
句会場の高輪区民センターに移動し、
句会を開催しました。

皆、14時半の締め切り前に
投句を無事終え、
いつもの手順で、
清記、選句、一般選披講と
進みました。

いつもと違うのは、
幹事の一剣さんが欠席ということ。
一剣さんに代わり、
詩音さんが幹事代行です。
詩音さんらしい
こまやかな気配りで
スムーズに進行しました。

一般選のあとは、
翡翠先生選です。
ああ、このドキドキ感、
久しぶりだなぁ、などと思いつつ、
読み上げられる声を聞きました。

マスクなしで
句会できる日が
一日も早く来ることを
願ってやみません。

では、最後に
翡翠先生ならびに
メンバーの句をご紹介します。


池尻に繋がれしまゝ紅葉舟
翡翠

遠目にも燃えてゐる赤櫨もみぢ
風虎

枯蓮田ベートーベンの歓喜あり
鉄馬

林泉の水面を埋め冬紅葉
如翠

ひとつぶの木の実地球へ向かひ落つ
佳織

鳰の親子戯むる池畔かな
道楽

静々と枯葉流れておりにけり
香深

細波に紅葉明りの揺らぎかな
キヨ子

編み上げのブーツ磨きて冬に入る
詩音

薄日受け冬暖かき庭の亀
美奈子

ややあって彼方にぽかりかいつぶり
栄子

泉より湧き出る流れ石蕗の花
一剣
石蕗の花2


いや~、まさか、
9か月も句会が
できない事態が起こるとは、
想像しませんでした。

麻布俳句教室では、
11月14日、2月以来、
9か月ぶりに吟行句会を
開催しました。

吟行地は小石川後楽園。
句会場は高輪区民センターでした。

今まさに
全国的に新型コロナウイルス感染症の
感染者が増えていますが、
マスク着用、消毒、
ランチは各自、
広い句会場を使用、
句会場は常に換気と
でき得る限りの予防策を
講じて句会を開催しました。

参加者は翡翠先生ほか、
6人と少人数でしたが、
まさに吟行日和の
好天気に恵まれて、
久々に精神的に充実した
時間を過ごしました。

小石川後楽園の紅葉は
見ごろまでもう少し。
それでも、
石蕗の花、ほととぎす草、
山茶花、どんぐりなどなど
題材は盛沢山。

まるで写真のような景色に
見惚れた2時間でした。

その後、句会場へと電車移動。
13時過ぎから16時過ぎまで
久々の句会を開催しました。

今日は小石川後楽園の
初冬の景色を掲載し、
明日、メンバーの力作を
ご紹介します。


門
ほぼ1年ぶりの小石川後楽園

つわぶき
石蕗の花は園内のあちらこちらに

子供
平和そのもの

三色
見上げれば、色がいっぱい

きぶし
木五倍子(きぶし)という植物を
キヨ子さんに教えてもらいました

逆さ紅葉
小石川後楽園といえば、この光景

ほととぎす草
小径にひそと咲くほととぎす草

紅葉
最後にお気に入りのショット
宙に浮かぶ紅葉

では、また明日!

今日は10月31日。
ハロウィンですね。

ハロウィンは
歳時記には載っていませんね。
まだ…。

そして、今日は満月。
ハロウィンの満月は
1974年以来、46年ぶりなのだそうです。
次にハロウィンと満月が重なるのは2058年。
38年後には見れませんから、
今日今宵の月を楽しみたいです。

しかも、今日の月は特別です。
ブルームーンです。
ひと月に満月が二度あるときの
二度目の満月をこう呼びます。

さらに、マイクロムーンです。
1年で最も小さく見える満月です。

さて、今日の最後は、
ハロウィンの句で締めましょう。

ハロウィンの句を探しました。
すでにハロウィンの句は
たくさん詠まれています。

なんと、稲畑廣太郎先生の句を発見!


ハロウィンに都心縮んでゆきにけり
稲畑廣太郎

ハロウィンの果てて野良猫戻る街
稲畑廣太郎


今年は渋谷に
この句のような騒ぎがないことを
祈ります。
hallo-back003


今日はマイクロブルームーンを
楽しみましょう。

こんにちは。

昨日、さつきの帰り花を
発見しました。

帰り花

さつき、躑躅だけでなく、
山吹なども返り咲きますね。
帰り花。
冬11月の小春日和にひょっこりと
咲く季節外れの花のことですが、
今は10月初頭。
なんだか得した気分です。


人の世に花を絶やさず返り花
鷹羽狩行


さて、先日、
『卯浪』の8月号が届きました。

麻布教室の特選を
ご紹介します。

日置正樹先生選

浅草の雨帷子の裾からげ
風虎

箪笥にと育てし桐の一葉かな
栄子

肥塚英子先生選

子ら眠り花火の匂ひ残る庭
風虎

銀漢も星座も消えし大都会
栄子

譲り合ふ木道脇に沢桔梗
キヨ子

夏空や籠いつぱいのズッキーニ
香深

佳田翡翠先生選

浅草の雨帷子の裾からげ
風虎

里山に風の便りの桐一葉
キヨ子

夏空や籠いつぱいのズッキーニ
香深

鳳凰の飛び立つ気配桐一葉
道楽

桐一葉生家に似たる家の門
佳織


麻布教室はやっと
10月に句会再開の予定です。




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