麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

久々に有栖川公園内の
東京都立中央図書館へ。
有栖川珈琲 (338x450)

図書館内の有栖川珈琲から見る
公孫樹の大樹の黄葉は
もう終盤でした。

さて、12月8日に開催した
麻布俳句教室の
句会のメンバーの句を
ご紹介しましょう。

吟行地は、銀座から日比谷。
兼題は、花柊、炉開 でした。



IMG2 (450x332)

歳末や願ひを込めて並ぶ列
如翠

炉を切りて華やぎ灯す炭手前
佳織

誰も触れぬ花柊の匂ひけり
栄子

恋人もマネキンも皆クリスマス
詩音

煩悩を拭ひ払ひて炉を切りぬ
珂門

柊の咲きつつこぼれつつ匂ふ
ひとみ

冬空へ吠えるゴジラやシネマ街
香深

炉開や南部鉄器に炎立つ
一剣

咲き散るや柊の花いつの間に
キヨ子

虚空より聖樹に楽の降るごとく
風虎

手びねりの器にいちりん冬桜
道楽

柊の零れ玉垣つづきけり
翡翠




昨日、12月8日、
麻布俳句教室は
12月句会を開催しました。

吟行地は師走の銀座&日比谷です。
本日のレポーター、香深にとっては
初めての街中の吟行です。

いつもは植物など自然に注目しますが、
クリスマス前の街中には着目点が
山のよう。
逆にどれにしようか、絞り込めず、
難しいですね、街中の吟行。
IMG (338x450)

銀座三越前から徒歩で
ミッドタウン日比谷へ。

ミッドタウン日比谷の
Buvetteでランチ。

句会場の高輪いきいきプラザへ。

披講が始まったころ、
隣の集会室では
チントンシャン。
三味線に合わせて
小唄の教室が始まりました。

句会を終了し、
その後は、目黒に移動して
とんかつ とんきで
忘年会。
楽しいひと時でした!

吟行地といい、
小唄の聞こえる句会といい、
いつもとちょっと違う昨日でしたが、
さて、メンバーは
どのような句を
詠んだのでしょう。

近日公開です!

昨日は、卯浪年間賞の特選に
キヨ子さんの句が選ばれた
ビッグニュースをお伝えしました。

さて、今日は、
卯浪集の10月の特選句に選ばれた
麻布俳句教室のメンバーの句を
ご紹介します。
今回からは選んでくださった
講師の先生のお名前も記したいと
思います。



【小川みゆき選】
団栗を握らぬはうの手をつなぎ
一剣

ひとしれず花となりたる吾亦紅
林ひとみ

【日置正樹選】
団栗を握らぬはうの手をつなぎ
一剣

【平井裕子選】
風音の高まりきたる雨月かな
一剣

何処までも月と並びし帰り路
詩音


おめでとうございます!
一剣さんは3人の選者から
1句ずつ選ばれて、
ハットトリックですね。


IMG_3069 (338x450)

麻布俳句教室の
12月句会の季題に
花柊があります。

柊の花……。
思い浮かばず、ネットの画像検索を。
白くてかわいい花ですね。
しかし、考えてみれば、
柊など、そこら中に植えてあるはず。
単に見過ごしているだけではないかと
外出の度に探しました。

そして、見つけました!
見過ごすくらい小さな花なのに、
なんと芳しい香。
IMG_2788 (338x450)

ぜひこの香を詠みたいと思います。

さて、今日は、すばらしいニュースを
お届けします。

卯浪では、毎年、
年間に投稿される多数の俳句の中から
優秀作品を表彰します。

2017年度の年間賞が発表になり、
特選に麻布俳句教室の
植物博士、キヨ子さんの句が
選ばれました!!!

2017年度の投句数は596句。
卯浪俳句大賞、準大賞に次ぐ賞です。

すばらしい~~!!

では、その句をご紹介します。


雁風呂に遠き海鳴り届きをり
キヨ子


明日は、10月の特選句を
ご紹介します。

俳句を始めると、
見える景色が変わる――。
よくそんな話を聞きます。
全く同感です。

この冬まで、季節外れに咲く花など
横目でちらっと見るくらいで、
あっという間に記憶の外に
消え去っていました。

ところが、11月11日に
日本伝統俳句協会の関東支部大会に
参加したとき、躑躅の花が
ぽつぽつと忘れ咲きをしており、
一緒に吟行していた
一剣さんから「帰り花」というのだと
教えてもらいました。
(帰り花は冬11月の季題)

そして、通常は「帰り花」といえば、
桜のことなので、躑躅の花ならば、
その名を補うことも。

あれからわずかに2週間。
世の中にはこんなに
忘れ咲きの花があるのかというほど
いろいろな花の「帰り花」を
目にしました。
今まで、気づかなかっただけ、
というのか、心のアンテナの
感度が悪かっただけなのでした。

もったいないことをしました。

有名な、

朝顔や釣瓶取られてもらい水
加賀千代女


の句碑がある薬王寺の「朝顔の井戸」が
今、このように文字通り
朝顔の井戸になっています。
IMG-3346 (338x450)

12月に朝顔が咲いているとすれば
奇跡の「帰り花」ですが、
これは本物なのでしょうか。

近々確認しに行ってこようと思います。




昨日、友人から
「ゲッコウって知っている?」と問われ、
頭の中が?の字に。

月光?
激高?
え、何?

月の光でできる虹、
月虹でした。

滝に落ちる水に
虹がかかって
いるのをテレビで見て、
とても幻想的だったと。

見ていないけれど、
とても素敵な感じは
よ~くわかります。

調べてみると、
ハワイでは月虹を見ると
幸せがやってくると
言い伝えられているそうです。

なおさら、素敵です。

月虹は
俳句の季題にはありません。
月は秋九月、
虹は夏七月の季題。
月虹を詠んだ句はないか
探してみましたが、
レアな現象なのか、
見つけられませんでした。

ですので、
月虹ではなく
月光の句を。


滝壺に落ちし月光湧きのぼる
落合水尾


↑このページのトップヘ