麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

曇り時々雨の予報の
昨日、3月16日(土曜日)。
麻布俳句教室は
3月句会を開催しました。

吟行地は旧古河庭園です。
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(写真は3月9日に撮影)

もとは陸奥宗光の別邸で、
その後に古河家が譲り受け、
隣接地を買い取って
庭園としたのが
この庭園の始まりです。
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明治期の洋館といえば、
ジョサイア・コンドル。
コンドルが設計した洋館と
洋風庭園。
京都の有名な庭師、
小川治兵衛が作庭した
日本庭園。
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和と洋の庭が
共演する
敷地には、俳句の題材が
たくさんありそう。
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今回の幹事は
道楽さんと風虎さん。
お二人の計らいで
旧古河庭園を吟行した後、
近くの四川料理
「エルミタージュ」でランチ。
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その後、学生会館に移動して
句会を開催しました。

句会中は天気予報どおりに
雨が降ったようですが、
幸いにも私たちは
普段の行いがよいのか
雨に降られることなく
3月句会を終了しました。

今回は
ひとみさんの友人の
純さんが
体験で参加され
いつもにも増して
にぎやかな句会となりました。

メンバーの句は
近日中に公開いたします。

2019年に入って以降、
麻布俳句教室は
イベント続きです。

2月にキヨ子さんが
卯波年間賞の特選に選ばれ、
卯波全国大会で、
表彰されました。

そして、昨日、3月9日、
テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」に
麻布俳句教室の講師、
佳田翡翠先生が出演されました。
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テーマは
あの籠池被告が詠んだ俳句について
俳句の専門家が分析するというもの。

ある意味、難しいテーマです。
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翡翠先生は、
目の前にいない詠み手の句を評価することなく、
その句に込められた想いを読み解かれました。

すごいなと思いました。

句会では、
詠み手がたとえば私のようなド素人であろうと、
詠み手を尊重し、すべての句が平等に扱われ、
句会参加者全員で鑑賞します。

そういう句会の精神が
テレビのインタビューの場でも
息づいていた気がしました。

翡翠先生、お疲れ様でした。
おかげさまで
昨日のこのブログの訪問者数は
通常の3倍でした!

これをきっかけに
俳句がさらに広まっていけば
いいなぁと思います。

今日の締めは、
翡翠先生の春の句を一句。

くちびるにふふめば甘し春の雨
(『句集 木挽町』より)

今日は夕方から
雨になりそうです。


今日は3月3日。
ひな祭りです。
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(撮影:詩音さん)

そして、立子忌です。
俳人、星野立子は
1984年の今日、亡くなりました。

麻布俳句教室の
3月の句会の兼題は
立子忌です。

忌日を詠むのは
とても難しいですね。

今日は、立子の
この季節の俳句を
いくつか記してみようと
思います。

春宵や流るゝ如くピアノ鳴る

働けばきりなし春の風仰ぎ

春風やすぐに似合ひてボート漕ぐ

昃れば春水の心あともどり

春泥に歩きなやめる遠会釈

ひるからは野に遊ばんと働ける


文字を打っていても
気持ちがいい句ばかり。

さて、兼題はどうしましょう。


吟行・句会の必需品は、
歳時記や電子手帳、句帳など。
さらに、私にとって
欠かせないのがアプリです。

漢字を拡大してくれるアプリ。
漢字の読み方がわかるアプリ。
この2つは句会のときに
欠かせなくなりました。

投句するときに
画数が多くて
細かな部分がよくわからない
漢字を拡大し、
それを見ながら手書きすれば
あら、簡単。

選句のときに
意味はおろか、読み方もわからないとき
読みを教えてくれるアプリは重宝です。
読みがわかったうえで、
電子手帳やスマホで
意味を調べるととてもスピーディ。

そして、昨日、ダウンロードしたのが
動物の画像から名前を教えてくれるアプリと
植物の画像から名前を教えてくれるアプリです。

植物の方は、試しに、家にあった
カーネーションとかすみ草で
トライしてみました。
ちゃんと名前が出てきました。
しかし、パソコン画面に
木蓮の画像を出して試してみると
「ゆりのきかな?」と…。
パソコン画面だったからだめだったのかも。
今度、実践で試してみます。

ところで、もうすぐ雛祭りですね。
全国の各地で
ひな人形をたくさん飾る
ひな人形祭りを開催しています。

関東でひな人形の
産地といえば埼玉県。
さいたま市の岩槻、越谷市
そして、鴻巣も有名な産地です。

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先日、中山道を歩き、
鴻巣市では、
街道沿いにたくさんの
ひな人形のお店が
軒を連ねていました。
その中に、
とびきり素敵なひな人形を見つけました。

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ガラス越しで見づらくてすみません。

三人官女。
華やかではないですが、
なんとも上品。しっとり。
お内裏様も
すごいハイセンスでした。

なお、岩槻では
2月23日から3月10日まで
「まちかど雛めぐり」を。
鴻巣では
2月20日から3月10日まで
「鴻巣びっくりひな祭り」を
開催中です。


昨日、2月16日に
卯浪の全国大会が
開催されました。

我々、麻布教室を含め、
全国に卯浪の俳句教室が
多数あります。
(教室の詳細はこちらへ)

全国大会では、
各地の教室の仲間が集まり、
句会を開催。
同時に、卯浪年間賞の授賞式も
行われます。

昨年度の年間賞の特選を
麻布俳句教室のキヨ子さんが
受賞しました。

雁風呂に遠き海鳴り届きをり
キヨ子


キヨ子さんの受賞式に
同席しようと
一剣さん、佳織さん、香深の3人も
全国大会に参加しました。

あいにく我らが翡翠先生は
風邪で急遽、欠席されることに。
昨朝、エールのメールが
送られてきました。

翡翠先生は、選手を送り出す
監督のような

気持ちだったそうです。

そうして、送り出された
私たち4人の選手(?)。
句会は13時半からですが、
参加する前に、
もちろん吟行をしなければ。

一剣さんにルートを作ってもらい、
4人で、港の見える丘公園と
赤レンガ倉庫で
吟行しました。

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こちらは「香の庭」。
100種500本の薔薇が
植えられています。
この時期に見えるのは薔薇の芽のみ。
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薔薇の芽は春の季題。
薔薇の芽の句が詠めるかしら…。

桜の芽はまだ固く。
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まだ肌寒い時期ですが、
港は霞んでいました。
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春ですね。

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イギリス館に行ってみました。
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丸窓からは居留地時代と違い、
ビルが見えます。
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そして、赤レンガ倉庫へ。
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飛行機雲とみなとみらい。
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俳句になりそうな風景です。

さて、いよいよ句会場の
万国橋会議センターへ。

13時半までに投句を済ませ、
句会に先立ち、授賞式です。

特選のキヨ子さん。
山本素竹先生から賞状が
手渡されました。
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麻布俳句教室からは
キヨ子さんに花箱を贈呈。
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なんだか、自分のことのように
嬉しい。

おっと、喜んでばかりはいられません。
これから句会が始まります。

いつものように
清記、選句、一般選の披講と進み、
最後に、6人の先生方の入選句・特選句の
発表がありました。

全国の仲間の皆さんの
高いレベルを知ることができ、
とても刺激になりました。

なんと寒い日なんでしょう!
厚手のコートを着ていても
背中がどんどん冷たくなっていくのが
わかるほど。
ちらほら雪が降りだして。

雪といえば、
2月9日の句会の日も
吟行中に雪が降りました。

そのときのメンバーの句を
ご紹介します。


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海の幸梅のひと枝添へられて
風虎


魚河岸の軍手に積もる春の雪
佳織

頼もしき売り子の声や桜魚
香深

雪女歌ひ継がれる悲話のあり
一剣

春めくやうす紅色のにぎり鮨
如翠

春節にどっとくり出す築地かな
キヨ子

淡雪や印度をかもす阿弥陀堂
道楽

目覚めては再び会はむ雪女
詩音

早蕨の香り束ねて朝の市
ひとみ

遠ざかるメトロの尾灯冴返る
栄子

卑弥呼なと語りて更けし榾の宿
翡翠



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