麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

北海道胆振東部地震で
被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

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毎日曜日に投稿している
このブログ。
悩みましたが、予定どおり
9月1日に開催した
麻布俳句教室の
9月句会のメンバーの句を
ご紹介します。


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吟行地は、江東区深川江戸資料館。
兼題は、露 銀漢 でした。


古代杉天狗の里や露しぐれ
道楽

銀漢や不夜城空を遠くして
栄子

朝顔や店子は後家とつぐら猫
佳織

大の字に見る銀漢を独り占め
キヨ子

秋暑し深川飯の店の列
香深

灯が一つ下り来る露の無縁坂
ひとみ

秋簾三味の音聞こゆ江戸長屋
詩音

金色堂行くも戻るも露の径
一剣

銀漢や逝かれし人も生れし子も
翡翠


昨日、麻布俳句教室の
9月句会を開催しました。

句会場は、江東区深川江戸資料館 です。
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多くのメンバーが
ここを訪れたのは初めて。
想像以上に立派な施設です。
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商家や長屋を実寸大で再現。
しかも、昼間になったり、夕方になったり、
照明が工夫されています。
蜩やお寺の鐘の音など、効果音も聞こえ。

それぞれの展示に
ちゃんとストーリーがあって、
ボランティアガイドの方の
説明がわかりやすくて
面白かったです。
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11時半まで資料館で
楽しい時間を過ごし、
句会場のある麻布十番へ。

句会の前に中華料理「紫玉蘭」でランチ。

そして、飯倉いきいきプラザで
句会を開催しました。

次回、その力作をご紹介します。



昨日、友人から、
NHKの番組「サイエンスZERO」で
「575でカガク」という特別編を
やっていたという情報が。
昨日はニュートリノがテーマ。

夏井いつき先生が出演される
この番組は、
今晩も夜11時半から
「チバニアン」をテーマに
放送されるそうです。
詳しくは、「575でカガク」を。

科学者で俳人という方は
かなりいらっしゃるようで、
科学と俳句は何か相通じるものが
あるのでしょう…。

昨日は酷暑でしたが、
空はすっかり秋らしく。
羊の群れのような雲が浮かんでいました。
「羊雲?」。
すると、友人が「いや、あれは鱗雲だ」と。
どちらが正しいのか、
科学オンチの私たちには判別できませんでした。
あとで、いろいろ調べてみても、
高積雲と巻積雲の違いさえも
未だに理解できません💦

写真は、羊雲(もしくは鱗雲)が
出現する前の昨日の朝の六本木の空です。
左の➜の先に羊雲(鱗雲)があれば
よかったのですが。
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そういえば、
麻布俳句教室の9月の兼題の
ひとつは「銀漢」。
これも、ロマンを感じるだけでなく、
科学する心もかき立てる季題です。

今晩の「575でカガク」を
見てみようかな。

では、佳田翡翠先生の、
秋の雲の句を最後に――。


秋の雲ながれ羊の丘つづく
翡翠




今晩のニュースでやっていましたね。
正岡子規の新たな資料が発見されたと。

正岡子規の忌日は
9月19日。

子規庵では9月の1ヵ月、
今回発見された資料が展示されると。

ニュースでは、

新年や昔より窮す猶(なお)窮す
正岡子規

という句を紹介していました。


お正月の仲間の集まりに
急須をテーマにして
即興で詠んだ句だそうです。

なお、子規庵の特別展示や
アクセスについては、
こちらをご覧ください。

あの驚異的な暑さから比べれば
最近の暑さはかわいいもの。
だいぶ過ごしやすくなりましたね。
湿度も低くて、心地よいです。

火星が大接近していますが、
もうご覧になりましたか。
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(建物の上の白い点が火星です)

火星と地球とが最も近づいたのは、
7月31日でしたが、今でも
星が目立たない東京の夜空で、
ひときわ目立って輝いています。

なんでも15年ぶりの大接近で、
9月上旬まではよく見えるそうです。

さて、麻布俳句教室の
9月句会の兼題のひとつが
銀漢です。

天の川のことだと
先日の句会で初めて知りました。
というよりも、
この言葉、初めて聞きました。

調べてみると、
銀漢の「銀」とは銀河のこと。
地球を含む天の川銀河を
地球から見ると天上の川のように見える。
古代の中国では、この天上の川は、
揚子江の支流である
漢水(別名・漢河)の水が
天に昇って、川になったと
考えられており、
銀漢と呼んだとのこと。

この天の川。
年中見ることはできますが、
夏から初秋にかけてが
観測のベストシーズンなのだそう。

今年の七夕(旧暦)は
8月17日(金曜日)で
すでに過ぎてしまいましたが、
新月をベストタイミングとするならば
来月、9月10日(日)です。

銀漢にわが家小暗く灯りをり
星野立子

この句のような
銀漢は東京では難しいかも
知れませんが、

これから9月にかけて
火星や天の川を見るために
夜空を見上げてみたいと思います。
そして、よい俳句が詠めますようにと
星星にお願いしようかと…。


8月11日に開催した8月句会。
花鳥諷詠塾を会場として
使用させていただきました。

ホトトギス社まで
花鳥諷詠塾の鍵を
借りに行ってくださったのは
麻布俳句教室メンバーの佳織さん。

佳織さんがホトトギス社の
ご許可を得て写真を撮ってきてくれました。
佳織さん、ありがとう!!!

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この「ホトトギス社」の文字は、
虚子の直筆の転写だそうです。

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そして、こちらは高濱虚子の机。
「机の上にあった稲畑廣太郎先生の句が
とても素敵!」と佳織さん。

丸ビルの玻璃より秋の来りけり
稲畑廣太郎


ホトトギス社を訪れる佳織さんに、
翡翠先生からホトトギス社について
詳しい説明があったそうです。
その内容を佳織さんが教えてくれました。

ホトトギス社は東京駅のすぐ近くにあります。
虚子の弟子の一人が
三菱地所の社長さんだったご縁で
丸ビルにオフィスを構えたそうです。

しかし、2002年の
丸ビルの建て替えに際して
現在の三菱ビルに
オフィスを移しました。

ホトトギスといえば丸ビル、
丸ビルといえばホトトギスと言われ、
日本中のホトトギスの俳人は
上京するとまず東京駅から
ホトトギス社に直行し、
虚子先生にお目にかかることを
無上の喜びとしたとのこと。

俳句の聖地は松山ですが、
ホトトギスの聖地は丸の内
といえるでしょう、と。

縁あって、流れをくむ卯浪俳句教室で
勉強させていただいている私たち。
前置きが長くなりましたが、
8月句会のメンバーの句をご紹介します。

今回は席題で、お題は「金魚」「鰯雲」でした。



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妖光のアクアリウムに金魚揺れ
香深

鰯雲あの頃までも続きをり
佳織

船団に群れを呼び込む鰯雲
キヨ子

その辺が空気の裂け目鰯雲
ひとみ

ぷくぷくと泡と遊べる金魚かな
道楽

鰯雲斜めに曲がるモノレール
栄子

原つぱの上で泳ぐよ鰯雲
珂門

愛想無きマスターの飼ふ金魚かな
一剣

クラークの背に広がる鰯雲
詩音


野球部の君のひたむき鰯雲
風虎

憧憬はなほ父祖の地へ鰯雲
翡翠


8月の席題による句会では、
翡翠先生が入選句、特選句のほか、
特別に特・特選句をとってくださいます。
その栄誉に輝いたのは
ドゥルルルルル~~(ドラム音)


慈しむことの始まり金魚飼ふ
風虎






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