麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

昨日、7月14日(土曜日)に
麻布俳句教室の
7月句会を開催しました。

10時に上野駅の公園口改札に集合。
酷暑なので、予定を少し変更し、
不忍池の池辺を通って
台東区立下町風俗資料館へ。
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資料館の中は夏のしつらえになっており、
俳句の題材が盛りだくさんです。
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その後、上野公園内の
韻松亭でランチ。
今日は、ランチの写真も掲載します。
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そして、お待ちかね。
正岡子規が大好きな野球を
楽しんだ野原を球場にした
「正岡子規記念球場」へ。
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盛沢山の充実した吟行でした。

そして、東京文化会館内の
会議室で句会。

厳しい暑さにもめげず、楽しんだ吟行。
疲れも見せず、集中した作句。

はてさて、どのような句が誕生したでしょう。
次回、ご紹介いたします。

今日の締めはもちろん、
正岡子規の野球の句です。


春風やまりを投げたき草の原
正岡子規

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昨日は七夕でしたが、
空を見上げては、
西日本から中部にかけての
大雨が止むことを
祈るしかありませんでした。

毎週日曜日に更新しています
このブログですが、
今日は何を書いても
薄っぺらく…。

七夕のことを
あれこれ調べてみたり
したのですが、
書く気にはなれず…。

でも、ひとつだけ記して
おきたいと思います。

今年の夏は
梅雨明けが記録的に
早かったですが、
蝉の音を9日(金)に聞きました。
初蝉です。
いつもこんな時期でしたっけ…?
場所は、芝公園。
昨日は近所でも耳にしました。

今朝はまだ声が聞こえず、
とても静かな朝です。

初蝉に朝のしずけさなほのこる
加藤楸邨


などと書いていたら、
蝉の声が聞こえ始めました。




先日、福井に行ってきました。
福井駅前では恐竜が元気に動いていました。
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福井の郷土料理の
沢庵のうま煮を食べたかったのですが、
時間がなくて買うことができませんでした。
残念!

一方、ひとみさんは
広島・山口・島根に行ってきたそうです。
画像が届きました。
ひとみさん、ありがとうございます~~!!

画像をみるだけで
充実した旅だったことが推察されます。

厳島神社、萩、津和野など
世界遺産などを含めてたっぷり巡られたそうです。
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これは、山口県の
元乃隅稲成神社ですよね。

今や、赤い鳥居が連なる場所は
海外の観光客のメッカとなっています。
東京ならば日枝神社、
京都ならば伏見稲荷神社など。
元乃隅稲成神社は、
神様が海から上られる感じがして
すごく厳かな感じがします。

緑と朱色のコントラストも
きれいです。

厳島神社、元乃隅稲成神社と
神社つながりで、
オンタイムの神社の行事、
茅の輪の俳句を。


神前や一日茅の輪の浅みどり
松本たかし


先週、出雲に行ってきました。

空から見た日本海は
夏色でした。
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山陰に行ったら
どうしてもやりたいことがありました。
それは、「山陰の薔薇」を食べること。

こちらが、それです。
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島根県には「バラパン」というパンがあり、
鳥取県には「白バラ牛乳」という牛乳があります。
それをペアリングして食べたいと
思ったのでした。

残念ながら、お店にあった白バラ牛乳は
大きな牛乳パックと、
ドトールコーヒーとのコラボ商品のみ。
ですので、ちょっとイレギュラーな
「山陰の薔薇」ができあがりました。

上にアイシングした
バラパンもあり、「白バラパン」といいます。
そちらを合わせれば、「山陰の白い薔薇」に
なりましたね。

そして、山陰の地元紙で
興味深い記事を発見しました。

本来、鳥は昼行性で、
哺乳類は夜行性。
夜は色彩があまり意味を持たないので
哺乳類は多くの色を見分ける能力が
鳥に比べて劣るとのこと。

人間は識別できる色彩が約1000万色、
対して鳥は1億色なのだそうです。
紫外線も色として識別できるというから
驚きです。

鳥の目で見ると、世界はどのように見えるのでしょう。
彩り豊かな世界に鳥は生きているのですね。

では、今日は鮮やかな色の鳥の句を。


瑠璃鳥の色のこしとぶ水の上
長谷川かな女

ちなみに、瑠璃鳥は
夏六月の季題です。

これからお話するのは
少し前の話です。

5月の麻布俳句教室の吟行でのこと。
吟行地だった六本木の毛利庭園の池辺に
低木があり、白い花が咲いていました。
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見かけない花でしたが、
池のそばに咲いている姿が印象的で、
メンバーのキヨ子さんに名を訊ねました。

ご存じないとのことでしたが、
句会から数日経って、キヨ子さんからメールが。
「正解出たかもよ! イボタノキのようです」と。
植物図鑑で探してくださったのでした。
さすが、植物博士、キヨ子さん!

イボタノキ。
想像力貧困な私は
その音から「疣のある狸」を想像しました。
漢字では、疣取木、もしくは水蝋樹。
モクセイ科イボタノキ属の植物です。
どうりでいい香りがしたはずです。

中でも毛利庭園に咲いていたのは、
プリベット(別名 セイヨウイボタノキ)
だったようです。

イボタノキ。
もちろん季題にはありません。

しかし、季題かどうかを知るのも
楽しいですし、
季題になかったとしても、
知らなかった植物のことが
わかることも楽しい。

麦の畑を遠くまで見に行った詩音さんといい、
見知らぬ花の名を図鑑で調べたキヨ子さんといい、
麻布俳句教室のメンバーは
フットワークが軽くて、
探求心が旺盛な人ばかり。
とても刺激になります。

さて、イボタノキの句はありませんので、
無関係ですが、
先日見つけた大きな大きな薊の花を
添えて夏薊の句を――。

これよりはスコットランド夏薊
岩岡中正

180528薊 (2) (338x450)

写真の薊はスコットランドではなく
麻布近辺に咲いていました…。

少し前のことですが、
泰山木の花が咲いているのを
見つけました。
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万が一、落ちてきたら
両手で受け止めねばならないほど
大輪ですよね。
『みんなの花図鑑』によると、
花径はなんと50センチから60センチあると!!
日本の樹木の花としては最大なのだそうです。

原産地は北アメリカで、
日本へは明治時代の初期に渡来。
名前も雰囲気も
北アメリカというよりアジアな感じの
植物です。

背が高い木で、しかも
花が天を向いて咲いているので
手の届かない、高貴な存在に思えます。

俳句では
泰山木の花が夏五月の季題。

昂然と泰山木の花に立つ
高浜虚子

街路樹に泰山木を咲かす国
稲畑汀子

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