麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

昨日、2月4日は、句会でした。

卯浪俳句会・麻布教室では毎月1度、概ね第2土曜日に、
句会を開催しています。
2月は例外的に立春の、昨日の開催でした。

毎回、午前中に吟行をして、昼食。
昼食後に句会を行います。

2月の句会の様子をご紹介します。

10時に「旧芝離宮恩賜庭園」に集合。
今日は雲一つない、吟行日和です。


1702句会7

そして、佳田翡翠先生と一緒に庭園を回ります。
(梅の花と同じ色のコートの方が先生です)


1702句会3

季題(季語)のこと、植物や鳥のこと、その季節の慣習など、
いろいろなお話を聞きつつ、俳句になる題材を心に留めます。

まだ寒いですが、庭園には小さな春がやってきています。


1702句会2

そうです、福寿草。
竹の囲いをされ、大事に守られて。
皆で見つけて、大はしゃぎ。

1702句会4

いぬふぐりや仏の座といった小さな花々が可憐に咲いています。
もちろん、紅梅・白梅、十月桜も。

さてさて、どんな俳句を作りましょうか…。
考えつつ、庭園を後にします。
記念に翡翠先生を囲んで、集合写真をパチリ。


1702句会6

今日の参加者は6人(撮影の香深を含む)。
その後、昼食をとり、いよいよ句会です。

句会の様子と、皆の句は後日お話しします。

「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹さん。
又吉さんと俳人・堀本裕樹さんとの共著です。

芸人と俳人

又吉さんが堀本さんに弟子入りして2年間、俳句を学びます。
その過程が対談で綴られています。

又吉さんは俳句に興味はあったものの、
手は出せずにいたそうです。
しかし、
「最終的には、悪魔を見るように恐れていた吟行も体験したし、
地獄だと怯えていた句会にも参加した。
どちらも、他では得られない喜びに満ちた思い出になった。
俳句を教わる前よりも、僕の世界は鮮明になった」
と書かれています。

おもしろいです。

【芸人と俳人】
著 者: 又吉直樹×堀本裕樹
発行日: 2015年5月30日
発行所: 集英社
価 格: 1300円+税

 

卯浪俳句会・麻布教室は、無料体験できます。

無料体験教室を受けてみて、
「続けよう!」と思われた方は、いつでも入会できます。
詳しくは、下記のご案内をご覧ください。
(画像をクリックしていただくと、読みやすいです)


麻布俳句教室

ぜひお気軽に体験してみてください。
私たちも全員、この体験教室で「なんだかできそう」と思い始めました。

ちなみに、公益社団法人日本伝統俳句協会が「体験教室」を開催する目的は、
俳句振興と未来への文化継承のための事業の一環として行う新人養成
なのだそうです。

楽しいですよ!


 

今日、2月3日は節分ですね。
明日は立春。
春の訪れが待ち遠しいです。 

そんな気持ちにぴったりの季題が「春隣(はるとなり)」。
文字からも、春がもう、そこまで来ている感じが伝わりますよね。

「春近し」「春遠からじ」はよく知られていますが、
「春隣」は正直、俳句を始めて初めて知りました。
最初、「しゅんりん」と読むのだと思っていました(お恥ずかしい!!)

「しゅんりん」といえば、春霖。
春の長雨のことで、こちらの季題は春。
霖とは、長雨のことです。


【春隣(はるとなり)】
季題(季語)=冬 
意味=春がそこまで来ていること

私たちに俳句を教えてくださる
佳田翡翠先生をご紹介します。

佳田翡翠(よしだ ひすい)
師系=高濱虚子・稲畑汀子・稲畑廣太郎
公益社団法人日本伝統俳句協会 本部選任講師
「ホトトギス」同人。「松の花」会員。
第20回日本伝統俳句協会賞佳作受賞。作品「宵山」。
第22回日本伝統俳句協会賞受賞。作品「木挽町」。
第一句集「花衣」。第二句集「木挽町」。
合同句集「花鳥諷詠集」「朝虹」など。

佳田翡翠先生

と、ご紹介しても、どういう先生なのか、
イメージできないですよね。

作品はその人柄を表すとよくいいますよね。
ですので、翡翠先生の句をいくつかご紹介します。
翡翠先生に、わかりやすい句を
たくさん選んでいただきました。

  みどり児の爪透きとほる春の宵

  ささやけばささめく真夜の桜かな

  くちびるにふふめば甘し春の雨

  光る時マーガレットは風の中

  晒されていつか身に添ふ藍浴衣

  阿弗利加の大地にふはり降りし夏

  色鳥やパラリンピックはじまるよ

  ふるさとは越のまほろば銀河濃し

  雁渡る夜は父のこと母のこと

  始まりはいつも突然木の実降る

  薔薇色のマントを脱ぎて着席す

  スキーバス追い越す美女木ジャンクション

  勝独楽のぐらりと揺れて止まりけり

              (翡翠百句より) 

公益社団法人日本伝統俳句協会のご紹介をします。

同協会は、高濱虚子の孫にあたる稲畑汀子を会長とし、
正岡子規、高濱虚子が提唱した客観写生と花鳥諷詠を学び、
俳句の振興を通して社会への文化的貢献を行う団体です。

 詳しい内容は、
公益社団法人日本伝統俳句協会の公式サイトへ。

 

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