先日、中山道踏破の第2回目、
板橋宿から蕨宿を歩いてきました。

さらっと
ご紹介すると、
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スタートは板橋宿のうちの
板橋平尾宿。

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旧中山道をひたすら、歩きます。
途中、いくつかの庚申塔、
本陣跡などを見て、
江戸時代の生活や旅を想像しつつ。

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これは志村一里塚。
明治以降、全国的に
一里塚は姿を消していったそうですが、
この一里塚は昭和初期に保全されて
残った塚です。

現存する一里塚は
全国的にも非常に稀なのだそうで、
国の史跡に指定されています。

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荒川を渡り、埼玉県へ。
戸田の渡しがあった場所です。

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また、ひたすら歩き、
やっと蕨宿に到着。
蕨宿には民俗資料館があり、
当時の蕨宿の様子を知ることができます。

中山道から少し外れ、
和楽備神社・蕨城址公園に行きました。
そして、ここでやっと
下の写真の碑を発見。
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雲の迅さよしきりはゆられく啼く
春水
(下記に修正があります)

しかし、調べても、
春水さんとは誰なのか、
3行目は「ゆられく」で正解なのか、
破調の句なのか、俳句ではないのか、
私にはわかりません。
これが俳句なら、
葦切が季題で、季節は夏ですね。
どなたかご存知の方がいらしたら
教えてください。

(このブログをアップした直後に
taracyannさんからコメントをいただき、

ゆられゆられ啼く と教えていただきました。
taracyannさん、どうもありがとうございました!)

雲の迅さよしきりはゆられゆられ啼く
春水


日本橋から板橋宿の間には、
俳句ゆかりの場所が
数々ありました。

しかし、板橋宿から蕨宿の間では
残念ながら見つけることが
できませんでした。
蕨は俳句が盛んな土地柄との
ことでしたので、
街道沿いには発見できなかったですが、
市内には俳句ゆかりの地が
いろいろあるのではないかと
思ったりしています。

ちなみに、蕨市は
全国で最小の市なのだそうです。