先月、日本伝統俳句協会の
関東支部大会で成田山新勝寺に
行ったとき、境内で
菊花展を開催していました。

恥ずかしながら、
そのときに「懸崖」という言葉を
初めて知りました。

そして、先日、
六義園にでかけて、
懸崖の菊を再び見つけ、
写真に納めました。
懸崖菊 (338x450)

少しずつでも
言葉が身になるのは
俳句のおかげです。

今月の麻布俳句教室の
吟行地は銀座と日比谷でした。

銀座や日比谷は
俳句にもたくさん詠まれているのに
実際、詠もうとすると
難しいものだとわかりました。

そこで、今日は、
銀座に小料理屋「卯浪」を構えていた
鈴木真砂女の銀座の句を
いくつか記してみます。


イブの空鴉が渡る銀座かな

築地詠み銀座を詠みて日短

銀座にも鴉雀よ鳥総松


まだまだたくさんありましたが、
今の季節に比較的近いものを
3句だけ。

ちなみに、鳥総松(とぶさまつ)は、
門松を取り去った後の穴に
その松の一枝を差しておくこと
だそうです。

これも初めて知った言葉です。

最後に、翡翠先生が
真砂女の訃報を聞いて
詠まれた句を。


真砂女逝く銀座の柳芽吹く頃
翡翠


鈴木真砂女は、
2003年3月14日に逝去。
享年96歳でした。