毎年4月1日から7日は
義士祭です。

東京高輪の
萬松山泉岳寺では、
毎年この期間、
祭事が行われます。
泉岳寺

この中門を入ると、
大石内蔵助像に
迎えられます。
泉岳寺2

今年の義士祭の頃は
ちょうど桜が満開で、
境内でのんびり
お花見ランチの人々も
見かけました。

泉岳寺の境内には、
義士記念館もあります。
それ以外にも、
浅野家、赤穂浪士に所縁の
ものがたくさん。

たとえば、

泉岳寺3

この門は、
義士の墓へ向かう
入口の門ですが、
もともとは赤穂藩の
上屋敷の裏門だったもの。
明治期にこちらに
移築されました。

あるいは、

泉岳寺4

大石内蔵助の息子、
大石主税にちなんだ
主税梅。
大石主税は討ち入り後、
伊予松山藩の中屋敷に
お預けの身となり、
そこで切腹しました。
その中屋敷に植えられていた
梅が泉岳寺に移し替えられた
そうです。
伊予松山藩中屋敷は、
現在、在日イタリア大使館です。

義士祀る中に若きは右衛門七
高濱年尾

右衛門七とは、
矢頭右衛門七(やとうえもしち)。
大石主税の次に若い
十八歳でこの世を
去りました。