『笑う子規』という本を
電車の中で読んだら、
困ったことになるかも
知れません。

大声で笑うというより
ニタニタ笑ってしまいます。
車内でニヤつくおばさん…。
かなり危ないです。

この句集は、新年、春、
夏、秋、冬の部に分けて、
子規の句の中から
「おかしみのある句」、
「笑う句」を集めています。

笑う子規

特に、秋の部が
私にはツボです。

稲妻や大福餅をくう女

琵琶聴くや芋をくうたる顔もせず

そして、
この句集には
妙な人が結構登場します。
たとえば、
食べ物を持って
走っている人…。

夕立や豆腐片手に走る人

鮭さげて女のはしる師走哉

確かに、この人たち、
走る必要はありますが、
子規さん、なぜ俳句に?

【笑う子規】
著: 正岡子規
編: 天野祐吉
絵: 南伸坊
発行: 筑摩書房
金額: 700円(税抜)