麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2017年08月

旅先ですごい大きな
鶏頭を見つけました。
鶏頭と言えば、鶏のトサカに
似ているから鶏頭と
言うと思うのですが、
もはや猫の頭くらいは
あり、丸々として
いました。
image

鶏頭が李朝の壺に枯れゆけり
細見綾子


明後日、9月1日は、
二百十日です。
立春から数えて210日目。

天気予報などで
二百十日という言葉は
よく聞きますが、
二百十日目にどういう意味が
あるのか。
恐らく何度も聞いていて、
その都度、忘れていますから、
何も思い出せません。

この日は台風がよく襲来することから
厄日、天候に警戒する日。
昔の人の経験から
この日は天候がよく荒れるぞ、
ということになったとか。

同じく立春から220日目の
二百二十日も同様に厄日と
されているそう。

二百十日も二百二十日も
秋9月の季題。


無事に過ぐ二百十日もわが旅も
浜井那美


今年の9月1日は
穏やかな日でありますように!

8月21日の投稿に
佳田翡翠先生の
鳳仙花の句を加えました。
(青字部です)

************


藤沢周平ファンの私に
アマゾンから
レコメンデーションのメールが
届きました。
藤沢周平句集』が
9月5日に発売と。
藤沢周平句集

藤沢周平は若い頃、
結核治療で入院中に
俳句と出合い、
俳誌『海坂』に2年間、
投句を続けました。

秋の川芥も石もあらはれて


この句集は、
以前発刊されている
『藤沢周平句集』(文藝春秋)に
その後発見された句を足し、
俳句と俳句を巡るエッセイで
構成されているそうです。

あっ、アマゾンの術中にはまり、
もちろん予約しました。


【藤沢周平句集】
著者:藤沢周平
出版:文春文庫
価格:756円

7月8日の投稿
「十数年の勘違い」で
隣家の木槿を
ずっと芙蓉だと
勘違いしていたと
書きました。

この数か月の私の悩みは、
一向に本物の芙蓉に出合えない
ことでした。
見かける花を調べると
すべて木槿。
世の中、木槿だらけです。
出合えなければ、
芙蓉と木槿の違いが
わかりません。

そして、一昨日、
やっと発見したのです。
芙蓉です。
芙蓉 (338x450)

違いは頭に叩き込んで
あったので、見た瞬間に、
「えっ、芙蓉だ~」と
思いました。

大きな木で、うまく花の
写真が撮れませんでしたが、
花は確かによく似ています。
しかし、木槿と違って、
薄い緑色で大きな手のひら型の葉。

やっと芙蓉の姿を
リアルに見ることができました。
これで今後、間違えることはない…
といいのだけれど。

芙蓉も、木槿と同じく
秋8月の季題。
芙蓉は、中国原産の2メートル前後の
落葉低木で、淡紅、白色の
かなり大きな花を開くが、
1日でしぼむ。

まずは翡翠先生の
木槿の句を2句。


底紅や手児奈が汲みし古井跡

花木槿これより二百三高地
佳田翡翠


では、芙蓉の句を。

こころよきことのふしぎに芙蓉咲く
岡井省二

新〇〇――。

案外、秋の季題に多いですね。

新酒
新秋
新生姜
新蕎麦
新煙草
新松子(しんちぢり)
新豆腐
新米
新涼
新藁(しんわら)

よく考えたら、収穫の季節。
新らたな実りは新〇〇ですよね。


じだらくに命惜しまむ新生姜
森澄雄

今日生きて明日は明日紅生姜
岡本眸



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