麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2017年09月

今日はお彼岸の入り。
お彼岸は、
仏教国でも日本にしかない
のだそうです。

お彼岸といえば、
牡丹餅と御萩。

春に食べるのが牡丹餅。
秋に食べるのが御萩。
それぞれの季節に
咲く花から、
こんなおしゃれな名前に。
では、夏と冬は?

すごい!
ちゃんと名前があるのですね。
夏に食べるのは夜船。
冬は北窓。

こしあん、粒あん、
大きさや形など
違うという話もありますが、
概ね同じ食品を
季節によって違う呼び名に
するなんて、おそらく
牡丹餅(御萩)くらい
じゃないですか。
すごい!

さすがに、
牡丹餅、夜船、
御萩、北窓は季題ではないので。

まじめに
秋彼岸の句を。

判りにくき墓地の地図見て秋彼岸
高澤良一


そう。
お墓参り、しなくては!


今日は9月19日、
子規忌です。

**************
先日、郊外の方に
行く機会あり。
まさに稲刈りの季節でした。

日に当たった稲の
匂いを思い出し。

祖父のリーダーシップで
家族が駆り出されて
行った稲刈りを思い出し。

来月の兼題が
稲雀であることを
思い出しました。

秋10月の季題。
豊かにみのった稲田に
群がる雀のこと。
この時期の雀は、
1日に自分の身体大の
稲をついばむ害鳥となると。

俳句は牧歌的な
感じのものが多いような。


伏兵の如現はれし稲雀
小池ひな子


この時期、
天候不順でなければ
果物の種類が豊富で
しかも値ごろで
毎日が楽しみな季節です。

ナシにブドウ。
柘榴や温州みかん。
ケーキ屋さんには
アケビのケーキがあって
驚いたり。
もうすぐ柿や栗も
登場するでしょうし。
そのうちにリンゴも
最盛期に。

そんなこんなの果物界。
昔は取り放題だった
無花果がいまや
お店で高級品です。
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この無花果は
1個200円!!!
しっとりむっちりして
とても美味でしたが
でも、200円とは!!
天候不順のせいでしょうか...。

いちじくの煮物となりぬ京料理
稲畑汀子


無花果の句は
お料理の句が多い!

読むだけで
おいしそう!

芝大神宮は
11日から21日まで
だらだら祭の真っ最中です。

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10日間も続くから
だらだら祭とか。
大祭の昨日、
出かけました。

嵐の前の静けさといった風の
空模様です。

江戸時代までこの一帯には、
生姜畑があったそうです。
その時代には、祭の間、
境内や周辺に生姜の市が
立ったのだそうです。


なので、生姜が奉納してあったり、
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生姜塚があったり。
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奥まったところに
句碑もありました。

星野立子、星野椿、
星野高士三代の句碑です。
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そよりとも風はなけれど夜涼かな
星野立子

千年の神燈絶えず去年今年
星野椿

界隈のたらだら祭なる人出
星野高士

思いがけず、句碑を発見すると
嬉しいものです。
生姜市とだらだら祭は
秋9月の季題です。

♪薄紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽だまりに揺れている♪

秋桜といえば、
山口百恵さんのこの歌。
さだまさしさん
作詞作曲。

不思議ですよね。
名前からして
コスモスって外来種ですよね。
なのに、
まるで日本古来の花のような
存在で、愛されているなんて。

穏やかでおしとやかで
シンプルで奥ゆかしい感じが
日本人好みなのでしょうか。

コスモスは、
宇宙を表す、Cosmosと
語源が同じ。
ギリシャ語のKosmosは
秩序、調和、宇宙、世界を
意味します。

なぜコスモスがコスモスと
呼ばれるようになったかは
確かではありません。
あの整った端麗さから
コスモスと呼ばれるように
なったのでしょうか。

秋の定番の花。
コスモスの画像を
詩音さんが送ってくれました。
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コスモスは秋9月の季題。

透きとほる日ざしの中の秋ざくら
木村亨史


「透き通る」といえば、
秋風のことを
「色無き風」というと
知りました。
確かに、湿度が下がり、
すっきりとした秋の空気は
「透き通る」「色無き」という
表現がぴったりですね。

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詩音さんが撮ったこの写真は、
透き通った空気感が溢れています。


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