麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2017年09月

昨日、9月9日は、
重陽でした。

重陽は、昔、中国で
長寿を祈って
菊の花を飾り
酒を酌み交わした日。
なんでも九が重なる日が
大変におめでたいから
だそうです。

別名、菊の節句。
季題は、秋10月。


菊の盃酌み重ねつゝ健康に
高濱年尾


そう、重陽とは、
お酒を酌み交わして
それぞれの健康を願う日。

では、皆さまの
健康を祝して
乾杯!



詩音さんがススキの画像を
送ってくれました。
芒

なんという静かな風景。
すてきですね。

もちろんススキの季題は秋9月。
秋の七草ですね。

疑問は、その漢字です。
薄と芒。

いずれも、上の画像にある
ススキのことですよね。

でも、なぜこんなに違う漢字?

芒の意味は、
穀物の先端にある固い細い毛、
かすか、あわただしい、
広々、光線の先端の意味。

薄は、
薄い、わずか、近づく
といった意味。
もともと草むらの意味もあったとか。

ぱっと見は
芒は毛先のふわふわ感を示し、
薄は複数が群生している感じが
しますが、実際、
どう使い分けられているのでしょう。
わかりませ~ん。


いずれにしても、
ススキというと、
時代劇の仇討のシーンだったり、
「昭和枯れすすき」を
思い出したり、
俳句とは違うジャンルの
映像を思い出し勝ちな私ですが、
ススキの素敵な句を探してみましょう。

分け入りて芒に溺れゆくごとし
山田弘子


分け入りて…。
心が疲れていたのでしょうか。
芒は受け止めてくれます。

昨日、9月7日から
二十四節気の15番目の
白露です。

現行暦では白露から
寒露の前日までが
仲秋なので、
昨日から仲秋です。
しかし、もともと仲秋とは
旧暦八月のこと。

仲秋の名月は、
旧暦八月の十五夜のことで、
必ずしも満月とは限らないとのこと。

ちなみに、今年の
仲秋の名月は10月4日です。

ペン執つて仲秋無月何かせむ
山口青邨


曇って月が見えないと、
句心も萎えそう。
手持ち無沙汰ですねぇ。

一方の白露は、
気温が下がり、
草木につく露が
白く輝くことから
こう呼ばれます。

みちのくへ白露過ぎたる旅支度
星野椿


なんだか、寒そう、
そして孤独感が漂って…。

ブログの公開時間の
設定をミスってしまい、
毎朝7時に公開するはずが、
夕方5時過ぎになってしまいました!
申し訳ありません!!

****************

さて、アマゾンに予約していた
『藤沢周平句集』が昨日届きました。
以前、文藝春秋から出ていた
『藤沢周平句集』に、
新たに発見された百余りの俳句を
加えた句集です。
藤沢周平句集


しかも、後半には
俳句に関連するエッセイ付き。

まだ前書きしか読んでいませんが、
①自然を詠んだ句が好き
②秋桜子、素十、誓子、悌二郎がお気に入り
③中でも篠田悌二郎の俳句が大好き
だったとのこと。

静かなる月夜も落葉屋根をうつ
篠田悌二郎


などに感嘆したとのこと。

以前読んだ藤沢周平さんの
随筆に色紙を頼まれると、
自分の俳句を書くと書かれていました。

軒を出て狗寒月に照らされる
藤沢周平(当時の俳号、小菅留次/北邨)


偶然、二句ともに月の句。
昨日、9月6日は満月でした。

リンガーハットに行きました。

普通のリンガーハットと
ちょっと違うお洒落なお店です。

小さな額がいっぱいかかっていて、
そのうちのひとつが
鉛筆のデッサン。
バーで2人の男の人が飲んでいる。
そして、Not Where But Who と。

そうですよね。
どこで飲むかかよりも
誰と飲むかが大事。

飲むだけでなく何事も。

俳句もそう。
麻布俳句教室の仲間の皆さんは
大らかで優しく、
でも俳句に真摯で。
この教室に入れたことは
超ラッキーでした。

ぜひご一緒にいかがですか?

何の脈略も関係もありませんが、
おととい、
日本橋三井ホールで開催している
アートアクアリウム2017に行ったので
その時の怪しい写真を。

金魚 (338x450)

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