麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2017年09月

9月2日土曜日に開催した
麻布俳句教室の句会。

吟行地は子規庵と大龍寺でした。
IMG_1480 (450x338)

子規三昧の吟行後、
午後からはいよいよ作句です。

いろいろ堪能し過ぎて
句会スタート時間がいつもよりも
少し遅れました。

その分、作句にかける時間を少しだけ短縮。
皆、集中し、時間内に5句仕上げました。
兼題(秋の声と子規忌)と
合わせて7句を投句。

その中から各自のベスト句を
ご紹介しましょう。


交差するエスカレーター人の秋
栄子

バス停に置き忘られし秋日傘
詩音

日を追ふて誰そ彼早し秋の聲
キヨ子

その辺が空気の裂け目秋の蝶
ひとみ

赤のままほろほろこぼす律女の手
風虎

寝床にてしばしまどろむ子規忌かな
新太郎

子規の忌に見上げし柿のまだ固く
如翠

紙を切るナイフの切れや獺祭忌
香深

獺祭忌へちまの水を口にする
道楽

臥して見し糸瓜は高き空に在り
一剣

そして、佳田翡翠先生の句。

柿食うべ団子を食うべ子規修す
翡翠

この句の「食う」は「くふ」ではなく、
「とう」と読むと教えてもらい、
びっくり!
また一つ勉強になりました。
子規は果物の中でも柿が
大好物でした。

7月の句会に参加された
道楽さんが再び参加。
「子規」を堪能した1日でした。

9月2日土曜日、
9月の句会を開催しました。

吟行地は子規庵です。
9月19日が子規の命日。
子規忌です。
子規は1902年のこの日、
34歳の若さで亡くなりました。

子規の誕生年は1867年。
今年は生誕150年ですから、
なおさら意味深く。

あいにくの雨でしたが、
最寄り駅の鶯谷駅に集合。
徒歩6,7分で子規庵に到着しました。
IMG_1462 (338x450)

住宅街の一角に目立たない感じで
子規庵はありました。

なんと、我々が一番乗りです。
IMG_1469 (338x450)

玄関には子規生誕150年までの
カウントダウンパネルが。
(子規の誕生日は新暦10月14日)
IMG_1470 (338x450)

子規の居室から眺める
庭の風景はこんな、です。

IMG_1474 (450x338)
子規といえば、糸瓜、鶏頭。
生前の子規の目線では、
もう少し低いアングルだったでしょう。

IMG_1480 (450x338)

感慨深く見学している間に
雨もいつの間にか上がり、
青空が見えるように。
IMG_1487 (338x450)

子規も愛した「笹乃雪」で昼食後、
子規が眠る大龍寺へ。
IMG_1492 (338x450)

皆でお墓参りをした後、
風虎さんのお世話で、
学生会館で
句会を開催しました。

メンバーの句は
明日、ご紹介します。
お楽しみに!



昨日に引き続き、
日本伝統俳句協会の
卯浪俳句教室の
『卯浪集』7月号の
特選句に選ばれた
メンバーの句をおおくりします。

香水は古び思ひ出は新し
風虎


麻布俳句教室の7月の
兼題のひとつが香水でした。
句会で投句された句とは
まったく違う句。
風虎さんは常に句会後に
自分の句をレビューし、
書き直しをしているとのこと。

そのプロセスが
成長につながるのだと
感嘆します!



日本伝統俳句協会主催の
卯浪俳句教室。
全国の教室で学ぶ生徒が
毎月5句を投句。
3人の選者に選ばれた句が
『卯浪集』に掲載されます。

7月の『卯浪集』に選ばれた
麻布教室のメンバーの句を
1句ずつ紹介します。

今日はその第1弾。

水打ちて日の残り香をたたせけり
ひとみ


打ち水をしたときに
立つ香。
誰もが経験していて、
リアルに思い浮かべることが
できますよね。
ひとみさん、すごい。

昨日の鶏頭の投稿。
俳句を加えました。

************

今日、9月1日は防災の日。
防災の日は季題ではありません。
しかし、大正12(1923)年
9月1日に発生した
関東大震災の死者追悼の日である
震災忌は、季題なんですね。

私の義母は大正8年生まれで、
関東大震災を体験しています。
わずか4歳だったのですが、
かなり強烈な記憶に残る体験
だったそうです。

死と隣る過去いくたびぞ震災忌
小幡九竜



↑このページのトップヘ