麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2018年09月

度重なる台風。
被害がなかったことを
祈っています。

最近、雨の日ばかりで
ぐっと気温が下がってきました。

数少ない晴れのある日、
青山に所用で出かけました。
用を終え、久々に絵画館前の
公孫樹並木を歩いてみようと
思い立ちました。

公孫樹の
総本数は146本。
そのうち、雄木が44本。
雌木が102本なのだそうです。
180918絵画館前

びっくりすることに、
木々は青々としているのに
もう実が落ちて、
歩道はあの独特の香りで
満ちていました。

公孫樹は現存する最も古い植物で、
中生代ジュラ紀にすでに
生えていたそうです。

恐竜と同じ風景の中に
あった植物ということです。
銀杏の実が好物という
恐竜もいたかもしれません。


実をあまたつけて銀杏は賢き木
鷹羽狩行

9月15日と16日に
日本伝統俳句協会主催の
全国俳句大会が、
俳句の聖地、俳都である
松山で開催されました。

翡翠先生から
大会の写真を送っていただきました。
稲畑汀子先生
稲畑汀子先生のご挨拶。

そして、子規の句碑の前の汀子先生。
稲畑汀子2

愛媛県能島の伊予一之宮、
樹齢三千年の大楠の前で。
吟行

写真右が翡翠先生。
中央は、ホトトギス同人会長の
安原葉先生。
俳誌『松の花』を主宰されています。

写真左は、茨木部会長の油原めぐみ氏です。

鰯雲生涯いつも一人旅
安原葉

麻布俳句教室では、
今月は毎日、月を眺める宿題が出ています。
9月10日が新月で、この日から毎晩、
月を観察しています。
しかし、今年はあいにくの天気で
月を見ることができたのは
今のところ、9月19日だけです。
十夜日の月。
上弦の月よりも
少しぷっくりとした月でした。

さて、9月15日、16日と、
日本伝統俳句協会の全国俳句大会が
松山で開催されました。
15日に吟行、16日に句会が
行われました。
参加者400人の盛会だったそうです。
大会の様子は、協会のツイッター
ご覧ください。

その全国俳句大会で、
われらが佳田翡翠先生が
「全国俳句大会賞」を受賞されました!!
あめでとうございます!
私たち生徒もとてもとても誇らしい気持ちです。

受賞の句は、

仲秋の月育ちゆく伊予泊まり
翡翠


翡翠先生が
松山の地で眺められた月は
六日目の月。
25日の満月に向けて、
膨らんでいく月。
大会の開催地が松山だったから
眺めることができた月です。
(東京はその日は見えませんでした)

稲畑汀子会長から贈られた
賞状の写真を送ってもらいました。
2018全国俳句大会賞賞状
第二十九回全国俳句大会大会賞。

そして、こちらは、
三年前、第二十六回全国俳句大会の
新潟県教育長賞を
翡翠先生が受賞されたときの
賞状です。
2015全国俳句大会 新潟県教育長賞

受賞の句は、

青空の美しすぎる野分あと
翡翠


翡翠先生によると、
この大会の前日は
茨城県で大洪水があり、
大会当日は雲一つない秋晴れ。
被災地を思って詠まれた句です。

終戦や被災を句にするのは
とても難しいことと
俳句初心者ながらに想像します。
翡翠先生のこの句は
たくさんの方々が高く評価されたと
聞いています。

おめでとうございます。

翡翠先生から送ってもらった
全国俳句大会のときの数葉の写真は
次回、投稿いたします。


2週間ほど前の話です。
9月1日の麻布俳句教室の句会の前日、
つまり8月31日に、
メンバーのひとみさんからメールが
送られてきました。

8月の第4週に出羽路を旅行したと
写真を送ってくれました。
ひとみさん、ありがとうございま~す。

ちょっと時間が経ってしまいましたが、
写真をご紹介します。

羽黒山、月山、湯殿山を巡ったそうです。
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羽黒山五重塔は平安時代に
平将門が建立した建物で、
現在の塔は出羽山形藩の藩主、最上義光によって
再建され、国宝に指定されています。
明治以降にこの塔の内部が公開されたことは
ありませんでしたが、今年は
出羽三山神社の三神合祭殿再建200年、
羽黒山が神社になって150年の節目の年にあたり、
特別に一般公開されているそうです。
ひとみさん、羨ましい~~!

ちなみに、公開は11月4日(日)までです。

出羽三山のことを調べていたら、
羽黒山全国俳句大会」というイベントに
たどり着きました。
9月29日と30日に開催されるそうです。
さすが、奥の細道で
芭蕉も詠んだ出羽路ですね。

せっかくですから、
奥の細道で詠まれた句を最後に。


雲の峰幾つ崩れて月の山
松尾芭蕉


北海道胆振東部地震で
被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

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毎日曜日に投稿している
このブログ。
悩みましたが、予定どおり
9月1日に開催した
麻布俳句教室の
9月句会のメンバーの句を
ご紹介します。


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吟行地は、江東区深川江戸資料館。
兼題は、露 銀漢 でした。


古代杉天狗の里や露しぐれ
道楽

銀漢や不夜城空を遠くして
栄子

朝顔や店子は後家とつぐら猫
佳織

大の字に見る銀漢を独り占め
キヨ子

秋暑し深川飯の店の列
香深

灯が一つ下り来る露の無縁坂
ひとみ

秋簾三味の音聞こゆ江戸長屋
詩音

金色堂行くも戻るも露の径
一剣

銀漢や逝かれし人も生れし子も
翡翠


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