麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2019年03月

東京は桜の季節、本番です。
もうお花見にいらっしゃいましたか?
私は残念ながらまだです。
街を歩いていても
桜の満開は楽しめるのですが、
明日はぜひともお花見に行きたいなと
思っています。

お花見といえば、
どこに行きますか?

風虎さんは先日、
六義園に行ってきたそうです。
かの有名な枝垂桜の写真が
送られてきました。
しかも、ライトアップされた
枝垂桜です。

20190326_193010 (253x450)

迫力のある美しさですね。
同時に、はかなさも感じます。

一緒に、六義園のお庭の写真も
送ってもらいました。
風虎さん、ありがとうございます。

20190326_193320 (450x253)

明るい六義園しかしらないので、
全く違う表情のお庭です。
水鏡。
水面に木々が映り、
なんとも幻想的。


さて、今日は、
麻布俳句教室のメンバーが
卯波集の特選に
選ばれましたので、
その特選句をご紹介します。

今回はなんと、
『卯波』1月号と2月号を
併せてご紹介します。

まず、『卯波』1月号の特選は――。


今井肖子先生選

注連飾る鳶の跡継八代目
風虎

大吉や真一文字に注連飾る
ひとみ


おめでとうございます。
お二人とも、注連飾りのとても粋な句です。

さて、続きまして2月号――。


小川みゆき先生選

祖父の膝祖母の微笑み榾明り
風虎

根菜も葉物も刻み春を待つ
ひとみ

日置正樹先生選


榾の火の燃えし一夜の白き嵩
ひとみ


山﨑貴子先生選

淡色の風船あまた空に溶け
香深


2月号では
麻布俳句教室からは
4句が特選に入りました!!
しかも、小川みゆき先生からは
風虎さんの榾の句と
ひとみさんの根菜の句についての
すてきな句評が記されていました。

おめでとうございます🎆


いよいよ待ちに待った
桜の季節ですね!
この時期の外出は
とっても楽しいです。

さて、3月16日(土)、
麻布俳句教室は
句会を開催しました。


ひとみさんより2

吟行地は、旧古河庭園。
兼題は、立子忌と魞挿す でした。
今回の撮影は、ひとみさんです。


ひとみさんより1

踊るよな薔薇の芽よ名はシンデレラ
風虎

さみどりの水ゆらぎそむ立子の忌
栄子

花辛夷風にひとひら散りにけり
キヨ子

春昼や薔薇の間と言ふティールーム
佳織

茜雲魞を挿す舟に影ふたつ
道楽

春昼やそぞろ歩けば猫に会ひ
珂門

洋館の廊下の軋み春灯
一剣

古し書庫重き扉に春の蠅
香深

心字池雪見灯篭木の芽吹く


梅が香や風にも色のあるやうに
ひとみ

春の園都会の喧騒遠くして
如翠

鎌倉に細き雨降る立子の忌
詩音

薔薇の芽の花の色まだ秘密です
翡翠



曇り時々雨の予報の
昨日、3月16日(土曜日)。
麻布俳句教室は
3月句会を開催しました。

吟行地は旧古河庭園です。
IMG_3745 (450x337)
(写真は3月9日に撮影)

もとは陸奥宗光の別邸で、
その後に古河家が譲り受け、
隣接地を買い取って
庭園としたのが
この庭園の始まりです。
IMG_3747 (338x450)

明治期の洋館といえば、
ジョサイア・コンドル。
コンドルが設計した洋館と
洋風庭園。
京都の有名な庭師、
小川治兵衛が作庭した
日本庭園。
IMG_3776 (338x450)

和と洋の庭が
共演する
敷地には、俳句の題材が
たくさんありそう。
IMG_3759 (338x450)


今回の幹事は
道楽さんと風虎さん。
お二人の計らいで
旧古河庭園を吟行した後、
近くの四川料理
「エルミタージュ」でランチ。
IMG_3740 (338x450)

その後、学生会館に移動して
句会を開催しました。

句会中は天気予報どおりに
雨が降ったようですが、
幸いにも私たちは
普段の行いがよいのか
雨に降られることなく
3月句会を終了しました。

今回は
ひとみさんの友人の
純さんが
体験で参加され
いつもにも増して
にぎやかな句会となりました。

メンバーの句は
近日中に公開いたします。

2019年に入って以降、
麻布俳句教室は
イベント続きです。

2月にキヨ子さんが
卯波年間賞の特選に選ばれ、
卯波全国大会で、
表彰されました。

そして、昨日、3月9日、
テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」に
麻布俳句教室の講師、
佳田翡翠先生が出演されました。
IMG_3851 (450x338)

テーマは
あの籠池被告が詠んだ俳句について
俳句の専門家が分析するというもの。

ある意味、難しいテーマです。
IMG_3855 (450x338)

翡翠先生は、
目の前にいない詠み手の句を評価することなく、
その句に込められた想いを読み解かれました。

すごいなと思いました。

句会では、
詠み手がたとえば私のようなド素人であろうと、
詠み手を尊重し、すべての句が平等に扱われ、
句会参加者全員で鑑賞します。

そういう句会の精神が
テレビのインタビューの場でも
息づいていた気がしました。

翡翠先生、お疲れ様でした。
おかげさまで
昨日のこのブログの訪問者数は
通常の3倍でした!

これをきっかけに
俳句がさらに広まっていけば
いいなぁと思います。

今日の締めは、
翡翠先生の春の句を一句。

くちびるにふふめば甘し春の雨
(『句集 木挽町』より)

今日は夕方から
雨になりそうです。


今日は3月3日。
ひな祭りです。
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(撮影:詩音さん)

そして、立子忌です。
俳人、星野立子は
1984年の今日、亡くなりました。

麻布俳句教室の
3月の句会の兼題は
立子忌です。

忌日を詠むのは
とても難しいですね。

今日は、立子の
この季節の俳句を
いくつか記してみようと
思います。

春宵や流るゝ如くピアノ鳴る

働けばきりなし春の風仰ぎ

春風やすぐに似合ひてボート漕ぐ

昃れば春水の心あともどり

春泥に歩きなやめる遠会釈

ひるからは野に遊ばんと働ける


文字を打っていても
気持ちがいい句ばかり。

さて、兼題はどうしましょう。


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