麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2019年10月

台風に続き、
一昨日の大雨。
被害に遭われた皆さまに
心よりお見舞いを申し上げます。

実は、毎年この時期に
発表される卯波年間賞の
結果について
お知らせするつもりでした。

今日は、それを取り止め、
結果を昨日知ったことだけを
お知らせし、
日を改めて
受賞句をご紹介
したいと思います。

お若いグレタ・トゥーンベリさんは
How dare you! と言えますが、
半世紀以上、地球で暮らした私は
How dare me! と
猛省し、すぐさま
生活習慣を改めることしか
できません。


こんにちは。
今日は秋らしい、
おだやかな日和ですね。

昨日、中山道を
歩きました。
安中宿から松井田宿まで。

時折、雨に見舞われ
写真はそれほど
撮れなかったのですが、
西日に輝く扇子大の芒。
個人宅の庭先のソフトボール大の柿。
道ばたの野球ボール大の毬栗(いがぐり)と
秋をたくさん見つけました。

安中市の秋は
どれもこれもビッグサイズでした。

今、講談社文庫の
『俳句歳時記』を読んだところ、

青い毬に包まれたものを毬栗、
毬が裂けて実が覗けるものを笑栗、
毬から抜け落ちたものを落栗、
というとありました。

では、この写真は笑栗かもしれません。
栗

ということで、
栗の実ではなく、
いがが付いている状態を
詠んだ句を――。


青栗の風に遅れて揺るるるあり
岩田由美

毬栗と風が磨いてゆきし谷
櫂未知子

笑栗の籠にあふれて厨口
田川つる女

落栗や日のぬくもりを手のひらに
岡 汀子

抛られて音もたてずに虚栗
松田美子


虚栗(みなしぐり)は
中に実が入っていない
毬だけの状態とのこと。









台風19号。

なが~い人生の中で
あんなに大きな台風に
遭遇したのは初めて、
といえるぐらいの
激しい雨風でした。

みなさん、ご無事で
いらっしゃることを
祈るばかりです。

台風一過。
まだ救助を待つ方が
おられるのに
不謹慎かも、と思いましたが、
台風の句を
探してみました。


台風のコース日本を逆撫でに
右城暮石

右城さん、
なぜか台風の句が多い…。


倒れ木に群がる蜂や颱風過
石田波郷


今朝は虫の音が
さかんに聞こえます。


先日、高崎&安中方面に
行ってきました。

田園地帯は
稲穂が頭をたれ、
稲

町中では
達磨を乾燥中でした。
達磨
さて、先週に引き続き、
今日は卯波集の7月号。
麻布俳句教室のメンバーの
特選句をご紹介します。



今井肖子先生選

青空をらつぱ飲みしてソーダ水
林ひとみ

雲の峰微動だにせぬ警備員
藤岡詩音

武藤たみ先生選

浴衣の子つばさ得しごと飛び出しぬ
大原栄子

山本素竹先生選

袖口の風筒抜けや初浴衣
林ひとみ

海開まだ白い脚ばかりなり
守谷一剣


特選の皆さん、
おめでとうございます!

↑このページのトップヘ