麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第1土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

2020年04月

200411目黒川詩音さん1

先日、詩音さんが送ってくれた
川と桜の風景。
今年は格別に心に響きます。
ありがとう、詩音さん。

麻布俳句教室の最年少、
佳織さんが
日本伝統俳句協会の新人賞を
受賞したことは
先週のブログでご紹介しました。

日本伝統俳句協会発行の
『花鳥諷詠』3月号に
受賞者と作品が紹介されています。
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ここに掲載はできませんが、
同誌には
佳織さんの作品集「藍色の空」が
掲載されています。

改めて、おめでとうございます。
あいにく会ってお祝いは言えませんが、
大過の年の受賞だから、なおさら
記憶にも残りますし、
句友としての嬉しさは
ひとしおです。

麻布俳句教室では、
今年に入り、よいニュースが続きました。

一剣さんが第6回卯浪年間賞を受賞。
そして、
佳織さんが第31回日本伝統俳句協会の
新人賞を受賞しました。

立て続いた朗報に
我々は授賞式に
どんな服を着て参列するか、
祝杯はどこであげるかなど、
大いに盛り上がりました。

残念ながら、
新型コロナウィルス感染症の拡大で
授賞式自体が中止になり、
同じ教室の仲間の
晴れ姿を見ることはできませんでした。

その後、佳織さんには、
朝日新聞から原稿依頼が!
同紙夕刊の4月8日(水)号の
「あるき出す言葉たち」に
俳句が掲載されました。

「あるき出す言葉たち」は、
新進の俳人・歌人・詩人が
登場するコーナーで、
4月8日号には、
佳織さんの『光陰』12句が
載りました。

著作権の問題で
転載はできませんが、
ちょっと斜めからのアングルの
写真を貼り付けます。
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このような時期なので、
ご興味のある方は
図書館でご覧くださいとは
いえませんが、
お手元に同紙をお持ちの方は
ぜひ佳織さんの句を
ご鑑賞ください。

たしか、去年の4月の話です。
その日の吟行地だった自然教育園に
早めに到着してしまったので
お隣のどんぐり児童遊園をぶらぶらと。

すると、よちよち歩きの男の子が
花壇を盛んに指さして
「チューリップ、チューリップ」と
言っています。

指さした花はパンジーでしたので、
「それはチューリップじゃないよ、
チューリップはこっち」と
余計なお世話で、話しかけました。

すると、その子は
チューリップを指さして
「チューリップ、チューリップ」と。

よしよしと思い、立ち去ろうとすると
また違う花を指して、
「チューリップ、チューリップ」。

そこで、ハタと気づきました。
この子は「花」という概念を
頭に入れる前に、
なんだか、土から生えているカラフルなものは
すべてチューリップというのだと
覚えてしまったのだと。

幼子の指す花みんなチューリップ

その時に詠んだ、
あまり出来のよくない句です。

さて、週末は外出自粛の昨今、
町は驚くほど静かです。
昨日、スーパーに出かけるため
ほんの少しだけ外出しました。

道すがら、美しい花々に
癒されました。

ただ、名前がわからない花が
2種類。
いずれも白い花ですが、
IMG_198111

そして、
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これは一体何という花でしょうか?
さすがに「チューリップ、チューリップ」と
呼ぶわけにもいかず、
調べても、該当する花が見つからず。
どうぞ、お知恵をおかしください。

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