12月2日に開催した
麻布俳句教室の12月句会。

吟行地は紅葉が見ごろの日比谷公園。
兼題は神の旅と冬耕でした。

では、早速ご紹介します。


縁てふものの不思議や神の旅
風虎

惜しみなく冬芽に注ぐ日差しかな
ひとみ

先頭の葉を追ひかけて木の葉雨
香深

競ひつつ日の差す方へ冬の薔薇
栄子

峰々の雲に乗り継ぐ神の旅
キヨ子

冬耕や鍬を持つ手の固まりて
如翠

日向ぼこ鳩はククルと膨らみて
詩音

冬木立青銅の像立ち尽くす
一剣

朝まだき風荒ぶ日よ神の旅
翡翠


この日は
冬うらら の吟行日和。
とてもいい気持ちで
作句に集中することができました。

これが今年の納めの句会。
句会後、年忘の会を開催。
「よいお年を」と言い合って
解散しました。