私たちに俳句を教えてくださる
佳田翡翠先生をご紹介します。

佳田翡翠(よしだ ひすい)
師系=高濱虚子・稲畑汀子・稲畑廣太郎
公益社団法人日本伝統俳句協会 本部選任講師
「ホトトギス」同人。「松の花」会員。
第20回日本伝統俳句協会賞佳作受賞。作品「宵山」。
第22回日本伝統俳句協会賞受賞。作品「木挽町」。
第一句集「花衣」。第二句集「木挽町」。
合同句集「花鳥諷詠集」「朝虹」など。

佳田翡翠先生

と、ご紹介しても、どういう先生なのか、
イメージできないですよね。

作品はその人柄を表すとよくいいますよね。
ですので、翡翠先生の句をいくつかご紹介します。
翡翠先生に、わかりやすい句を
たくさん選んでいただきました。

  みどり児の爪透きとほる春の宵

  ささやけばささめく真夜の桜かな

  くちびるにふふめば甘し春の雨

  光る時マーガレットは風の中

  晒されていつか身に添ふ藍浴衣

  阿弗利加の大地にふはり降りし夏

  色鳥やパラリンピックはじまるよ

  ふるさとは越のまほろば銀河濃し

  雁渡る夜は父のこと母のこと

  始まりはいつも突然木の実降る

  薔薇色のマントを脱ぎて着席す

  スキーバス追い越す美女木ジャンクション

  勝独楽のぐらりと揺れて止まりけり

              (翡翠百句より)