麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第1土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 麻布俳句教室について

卯浪俳句教室の会報、
『卯浪集』6月号が
届きました。

全国の教室で学ぶ
会員が毎月、5句を投句。
講師の先生3人ずつ当番制で
集まったたくさ~んの句を読み、
選句してくださいます。

会報にまとまるまでに
1か月の時間を要します。
ですので、6月号です。

6月号には、麻布俳句教室の
メンバーの句が3句も選ばれました
ヤッター!!!

本当は、メンバーに詠んだときの
状況や気持ちを聞いて
句をご紹介すべきですが、
まずは句を先行してご紹介します。

今日から1句ずつ、
3日に分けてご紹介します。


見つからぬジグソーピース梅雨深し
鈴木風虎


小川みゆき先生の評は、
ジグソーパズルがひとつでも
「無くなって必死に探すイライラ感が
彷彿と季題に語らせています」と。

明日もお楽しみに。




詩音さんが
高濱虚子記念文学館
行ってきたそうです。
写真を送ってくれました~。
詩音さん、ありがとう!!

虚子記念文学館は
芦屋にあります。
高濱虚子記念館2

諸々の建築制限で
570㎡の建物だそうです。

館内の撮影できる場所を
詩音さんが撮影。

高濱虚子記念館7

二階には、常設展。

そして、図書室が。
高濱虚子記念館8

外には、俳磚が。
俳磚とは、館の建設に協力した方々の
句を
呉須で染め付けたタイル。
俳磚を貼り込んだ塀があります。
高濱虚子記念館5

詩音さんが
佳田翡翠先生の句を
見つけ、撮影。
高濱虚子記念館4


いいなぁ、うらやましいなぁ。
行ってみたいなぁ。

今度会ったときに
詩音さんに館のこと
もうちょっと
詳しく訊いてみます。

秋の俳句ですが、
俳磚にあった
翡翠先生の句を。


雁渡る
夜は父のこと
母のこと



さて、3回に分けて
ご紹介してきました
7月の句会のメンバーの句。
その最終回です。

兼題は五月雨と香水。
今日は、ゲストの道楽さんと
翡翠先生の句も登場します。

さくらんぼ

さくらんぼ種を飛ばして遊ぶ君
如翠

夏の月老い行く先に恋の闇
道楽

五月雨や窓辺に猫の指定席
キヨ子

明り消すとき香水のひとしづく
翡翠


7月9日は満月でした。
道楽さんの夏の月の句の
イメージとは違うかも知れませんが、
薄曇りの満月の画像を
掲載します。
満月


今日もお読みいただき、
ありがとうございます。


6月7日に掲載した
多摩川台公園の紫陽花特集
の最後に
翡翠先生の素敵な
紫陽花の句を加えました。
ぜひそちらもご覧ください。
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さてさて、昨日に引き続き、
7月8日に開催した
麻布俳句教室の
7月の句会での
メンバーの句を
ご紹介します。

繰り返しになりますが、
吟行地は入谷の朝顔市。
兼題は五月雨と香水です。



香水の香やセザンヌの絵の前に
栄子

夏襟の白際立たす藍衣
詩音

朝顔市売切御免の仕舞札
風虎

朝顔市4


暑い日が続きますが、
お身体ご自愛ください。
明日の第3弾、ご期待ください。


7月8日(土曜日)に
開催した7月の句会。

入谷の朝顔市が吟行地。
兼題は、五月雨と香水でした。

涼しく快適な
山形県の学生会館。
おかげで、
作句に集中できました。

さて、今日から3日にわたり、
メンバーとゲストの句を
ご紹介します。



水打ちて日の残り香を立たせけり
ひとみ

あの時と同じ香水つけてみる
桂子

さみだるる空の重さに鎮む森
一剣

長坂の先の先なる大夏木
香深

夏木立

今日のブログには、
ゲストの桂子さんの句を
掲載しました。

明日もどうぞお楽しみに!



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