麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 季題(季語)を少しずつ

こんにちは。

どんよりとした空の日曜日。

そろそろ紫陽花の季節が
やってきました。

詩音さんから
届いた紫陽花の写真。

200529紫陽花詩音さん

額紫陽花の中心部は
繊細で緻密で
ずっと見ていられます。

こちらは
万華鏡という名前の
紫陽花。

200508紫陽花万華鏡小

名前そのままに
万華鏡を覗いたみたいです。

では、今日は、
私たちの師匠、
翡翠先生の句集『木挽町』にある
紫陽花の句でしめたいと
思います。


ひそと咲くお七の墓の四葩かな
翡翠


立春が過ぎ、雨水となり、
昨日は春一番が吹きました。
本格的な春は
手の届くところにまで
来ています。

この時期、外出先で
そんな春の気配を
見つけると
つい写真に収めたくなります。

一昨日、風虎さんから
美しい写真が送られてきました。
皇居の梅です。
清らかですね。
風虎さんの皇居の梅

もう1枚。
風虎さんの皇居の梅2

水原秋櫻子編の『俳句歳時記』に
次のような文章があります。

梅の句は第一に気品を尊ぶ。
梅花の特徴といえば、
霜雪を凌ぎ百花にさきがけて咲くこと、
香りの芳しいこと等いろいろあるが、
何といっても他の追随を許さない長所こそは
気品の高いことであろう。

皇居の梅。
まさに気品に満ちています。

梅林の下草の中には
蕗の薹が顔を出していたそうです。
都心中の都心でも
大地は季節の移ろいを
ちゃんと教えてくれます。

香深はバレンタインデーに
目黒川沿いでお仕事。
川沿いの桜並木の
桜の蕾はまだかたく。
目黒川の桜200214

しかし、きっと今頃は
もう少し蕾が
緩んでいることでしょう。




昨日、2月14日は
討ち入りの日。

そして、麻布俳句教室の
句会の開催日でした。
吟行地は小石川後楽園。
句会の様子と
メンバーの句は後日、
レポートします。

さて、赤穂浪士の討ち入り。
旧暦の12月14日ですから、
新暦ならば2月になりますが、
新暦でも12月14日には
「あ、討ち入り」と思います。

俳句をなさる方には
すでに周知のことですが、
討ち入りは冬の季語ではありません。
赤穂浪士関係ですと、
義士祭は季語ですが、
これは四十七士の命日である
旧暦の二月四日。
新暦では四月で、春の季語です。

この時期の句としては
赤穂浪士のひとりで
「子葉」の俳号を持つ
大高源吾が討ち入りを詠んだ句が
残されています。

山を裂く刀も折れて松の雪
子葉


討ち入り直前に詠んだとも、
討ち入り後、泉岳寺で詠んだとも
言われていますが、
覚悟を感じますね。


地中の水分が
寒さのため凍って
細い柱状の固まりになって
地表の土を押し上げるもの。

日陰の気温が低いところでは、
日中も溶けず
何日も重なって成長し
数十センチに及ぶものもある。

霜柱。
子供のころ、通学時に
サクサクという
音が楽しくて
霜柱を踏みながら
歩いたことを思い出します。

綾小路きみまろさんではないですが、
「あれから四十年」
(いやもっとかな)
霜柱を踏むことはありませんでした。

ところが、先日、
碓氷峠越えでは
ザクザク、ザクザク
霜柱の山道を上りました。
霜柱

人が踏みつけない場所には
大きく成長した霜柱もありました。
霜柱は、何十年経っても、
寒さを吹き飛ばす
楽しさがいっぱいでした。

霜柱の句は
命を詠んだ句や
厳しい寒さの句が多い中、
明るいトーンの句を
探してみました。


かがやきて空の色ある霜柱
大澤山世木

何をしに生まれて来しか霜柱
鳥居美智子

霜柱俳句は切字響きけり
石田波郷


日本伝統俳句協会では、
読者が
Webで俳句を投句できる
Web投句箱を設けています。
http://haiku.jp/

今月のお題は、
「爽やか」です。

9月になり、
少しずつ秋らしく
なってきましたが、
まだ、夏の名残が
たっぷりです。
結構、蒸し暑くて、
「爽やか」な陽気には
ほど遠い日がほとんどです。
秋晴れの清々しい日が
待ち遠しいです。

ということで、
今日は、「爽やか」な句を
お届けします。

爽やかや流れるものを水といふ
村松ひろし

爽涼や杉一身に朝日浴び
村田 脩

響爽やかいただきますという言葉
中村草田男


「爽やか」な日には、
お散歩をして、
きれいな空気を吸って、
おいしい朝ごはんを
食べたいですね。





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