麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 季題(季語)を少しずつ

日本伝統俳句協会では、
読者が
Webで俳句を投句できる
Web投句箱を設けています。
http://haiku.jp/

今月のお題は、
「爽やか」です。

9月になり、
少しずつ秋らしく
なってきましたが、
まだ、夏の名残が
たっぷりです。
結構、蒸し暑くて、
「爽やか」な陽気には
ほど遠い日がほとんどです。
秋晴れの清々しい日が
待ち遠しいです。

ということで、
今日は、「爽やか」な句を
お届けします。

爽やかや流れるものを水といふ
村松ひろし

爽涼や杉一身に朝日浴び
村田 脩

響爽やかいただきますという言葉
中村草田男


「爽やか」な日には、
お散歩をして、
きれいな空気を吸って、
おいしい朝ごはんを
食べたいですね。





昨日の夕方、買物に出かけたら、
2ヵ所で、
「日が短くなりましたね」と
言われました。
確かに、18時には
すっかり夕方の雰囲気が
漂う今日この頃です。

夜になると、虫の音が。
つい先日までは
虫の音をかき消す
蝉の声がしていたのですが。
近年の夏は真夜中でも
蝉の声がするなぁと
思っていましたら、
温暖化と都市化の影響で
夜でも熱くて明るいので
15年ほど前から都会では
夜中でも蝉が鳴くように
なったのだそうです。

しかし、季節は虫。
今日は虫の俳句をいくつか。

虫籠を覗いたら
意外なものが入っていた句。


虫籠を覗けば何と瑠璃蜥蜴
高澤良一

虫籠を覗けば蛙入れてゐし
茨木和生

何か寂しそうな句が多い虫時雨の句。

虫しぐれチエロの全身がらんどう
吉原文音


上棟の客みな去りて虫しぐれ
萩原きしの

今秋はどんな虫の句を
詠めるでしょうか。

昨日、気温40度の中を
歩きました。
わずか250メートルほどだったのに
とてもつらかったです。
夏の日本は
もう人間が住める場所では
なくなるかも、と不安になりました。

さて、今週の土曜日は
麻布俳句教室の句会です。
兼題は
仙人掌、葭切です。

葭切。
よくわからなかったので
いつものとおり、
サントリーのサイト、
日本の鳥百科」に
お世話になりました。

このサイトは
画像、説明、鳴き声が
セットになっているので
とてもわかりやすいのです。

鳴き声を聞いて
わかりました。
河原で鳴いている
鳥ですね。
残念ながら、
その姿は見たことが
ありませんでした。

その鳴き声から
行行子とも
呼ばれます。

行行子口から先に生まれたか
小林一茶


YouTubeでは、
まさしく「ギョウギョウシ」と
鳴いている動画を
発見しました。

葭を束ねて巣を作るので
葭切。
葭原にいる
雀よりも少し小ぶりな
鳥であることから
葭雀とも。

淀川もここらは狭し葭雀
稲畑汀子


水原秋櫻子編の
「俳句歳時記」によると
その鳴き声を詠む句が
多いと。

う~ん、
姿を観察したことがないので
映像が描けません。
どうしましょう。
句会までに考えなくては!

今日は葭切の画像がないので
先日行った
根津美術館で撮った
空蝉の写真をお届けします。

IMG_0501


毎日暑い日が続きますね。
外出して帰ってくると、
お昼寝したい気持ちと
闘うのが大変です

さて、先週、風虎さんから
上野の不忍池の蓮の花の
写真を送ってもらいました。
いつもいつも
感謝感激です。
蓮の花

不忍池の池を埋め尽くす
清らかな花。

酷暑の上野公園とは
違う世界が展開されているかに
思える景色です。
蓮の花2

正岡子規の
上野の蓮の花の句。

だらだらと上野下れば蓮の花


ところで、香深は昨日、
根津美術館に行きました。

8月25日まで
「優しいほとけ、怖いほとけ」の
企画展を開催中です。

仏様といえば、
蓮をモチーフにした
台座がおなじみです。
蓮が泥の中にあっても
清らかな花を咲かせる姿は
煩悩から脱却して
悟りの世界に到達することと
相通じることから
蓮や睡蓮が仏像や仏画に
用いられるとか。

不忍の泥に蓮咲く旱かな
正岡子規


今日は七夕。
東京は、あいにくの雨です。
しかし、全国的には
東海、関東、東北以外は
天の川が見える天気との
予報ですね。
七夕の夜を楽しんでください。

ビヤガーデン星合の夜に灯の鎖
百合山羽公


麻布俳句教室の
活動拠点ともいえる
麻布十番では、
ひと足早く昨日、
「麻布十番仙台七夕まつり」が
開催されました。

仙台?

そうなんです。
麻布十番の端に、
仙台坂という有名な坂が
ありますが、
その名のとおり、
江戸時代には
仙台藩の下屋敷がありました。

それにちなんで、
開催されるようになったおまつりです。
東北三大まつりのひとつ、
仙台七夕まつりの吹き流しを
譲り受けて、夜には
吹き流しのライトアップも。

七夕の吹き流しもて街充たす
山口青邨


そろそろ、全国で
おまつりが催される頃ですね。






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