麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 句会記録

すっかり秋ですね。

さっそくですが、
9月14日に開催した9月句会の
メンバーの句をご紹介します。

兼題は、邯鄲、燕帰る
吟行地は、上野動物園 でした。



邯鄲や夢の中まで鳴き響き
翡翠

燕去り言葉少なき夕餉かな
風虎

蓑虫やぐんと伸びたる手長猿
詩音

もつれ飛ぶ子らの見つけし秋の蝶
如翠

凌ぎぬく北極熊に秋冷し
道楽

アジア象三頭の背に秋の風
香深

風に乗り帰燕は空へ高く消へ
キヨ子

新涼や夢食ふ獏のよく眠る
栄子

秋風や丹頂一羽吹かれをり
一剣

パンダ舎は一時間待ち秋日和
佳織

パンダ行列

あ、この写真を撮影したときは
まだ50分待ちでしたが、
週末は開園と同時に
長蛇の列です。

9月14日、
麻布俳句教室は
9月句会を開催しました。

9月前半の開催ですから、
きっと暑いと予測し、
涼しい博物館や美術館で
吟行ができるよう
上野で待ち合わせました。

と、ところが、
昨日は気温25℃という
大変に過ごしやすい気温でした。
ですので、迷わず上野動物園へ。
象

パンダは長蛇の列。
やはり動物園といえば象でしょう。
スマトラ虎
早口言葉になりそうな
スマトラ虎。
人間に近いこの場所が
お気に入りのようです。
北極熊
涼しいですか、北極熊さ~ん!
なかなかアクティブに活動中でした。

吟行地が動物園って、
なんて楽しいのでしょう!!
いっぱい刺激を受けて
俳句を作ることを
忘れるくらい
ワクワクが止まりませんでした。

おっといけない!
俳句を作らなきゃ。
慌てて、歳時記を取り出す始末。

めいっぱい
濃い時間を過ごした
メンバーの句は
後日ご紹介します。


先週の土曜日、8月10日に
開催した
麻布俳句教室の句会は
席題による句会でした。

翡翠先生から出された席題は
花火
法師蝉


兼題(仙人掌と行行子)と
合わせて7句を投句。
いつもどおりの手順で
句会を開催しました。
IMG_0512

その中から「今日の一句」を
ご紹介します。

風が風雨が雨呼ぶ行行子
翡翠

葭切のひと息つくや川の音
栄子

暮れなずむ一村包む法師蝉
道楽

隅田川川面に映る大花火
如翠

路地裏の線香花火の淡き夜
珂門

花火死す烟となりて消えゆけり
香深

里山の夕日に映える芒かな
キヨ子

逆光の重みに揺るる芒かな
佳織

道標無き道の果て芒原
一剣

ゆふぐれや芒野原にかくれんぼ
詩音

尾根づたひすすき野分ける一人旅
風虎


芒
(撮影:詩音さん)

このブログに載せるため
各自、「今日の一句」を
選んでもらうのですが、
今回、仙人掌の句が
一句も
ありませんでしたね。
こんなこと、これが
初めて!
仙人掌。
案外、むずかしかった…。

昨日、8月10日、
麻布俳句教室の8月句会を
開催しました。

8月は恒例の席題による句会です。
今夏で3回目になります。

翡翠先生は欠席でしたので、
私たちだけで句会を催しました。

事前に翡翠先生から
お題が幹事の一剣さんに
届いており、
集合時間の13時に
それが貼り出されました。

花火、芒、法師蝉

さて、いよいよ句会のスタートです。
IMG_0512

2時間内に5句を作り、
あとはいつもの流れで
着々と句会が進行しました。

翡翠先生の入選と特選を
うかがえないこと。
句を評していただけなかったことが
寂しかったですが、
後で句評をいただけるとのこと。
どういう言葉がいただけるか
それも楽しみです。

楽しみといえば、
8月はこちらも恒例の暑気払い。
如翠さんと詩音さんが
翡翠先生の名前と縁?のある
「川せみ」という
おしゃれなお蕎麦屋さんを
予約してくださいました。
IMG_0516

こちらも「川せみ」の
主役の翡翠先生が
いらっしゃらなくて残念でしたが、
おいしいお酒もあって、
盛り上がりました。

メンバーの句は近日公開します

関東地方の梅雨も
いよいよ明けそうな
感じになってきました。

今朝、隣家との境に
小さな蟷螂を発見しました。
190728かまきり

6月の吟行のとき、
有栖川宮記念公園で
蟷螂の卵を発見したのですが、
それら卵も孵化し、
この写真の蟷螂くらいに
成長しているかもしれません。

そして、ひとつお知らせです。
私たち麻布俳句教室は
卯波俳句教室の一教室ですが、
同じ卯波俳句教室の柏教室で
フルポン村上さんの「俳句修行」が
行われました!!
朝日新聞の「好日好書」には、
村上さんが
毎回、あちらこちらの句会に
参加される
人気シリーズ「俳句修行」があります。
今号は、田丸千種講師の柏教室。
原宿教室と横浜教室も参加して
開催された句会の様子が
紹介されています。
詳しくは、
こちら でご覧ください。

というお知らせに続き、
本題へ。

7月13日(土曜日)に開催した
卯波俳句教室の麻布教室の句会。
メンバーの句をご紹介します。

吟行地はサントリー美術館。
「遊びの流儀」という
展示を観ました。
IMG_0497

兼題は、道をしへ と 浴衣。

では、翡翠先生の句から
スタートです。

源氏絵の雲のかゝりし夏館
翡翠

しめやかな時を刻んで扇舞
如翠

虫干や衣桁に掛けし能衣装
詩音


貝合逢へぬ人待つ夏座敷
一剣

道をしへ父母の奥津城知るやうに
栄子

道をしへ訊いてみようかかの家を
珂門

斑猫や棚に古びたサリンジャー
香深

一摘み肩上げとりて初浴衣
キヨ子

勝力士肩盛上げて浴衣掛
風虎

からからと子の夢揺するラムネ瓶
ひとみ

トレビアン響きて美術館涼し
佳織

薄荷摘み指で擦りて涼を呼ぶ
道楽


道楽さんと佳織さんは
句会の日は欠席だったのですが、
二人とも事前に美術館に
行って欠席投句を出され、
参加者皆で感心しました。

来月の句会は
8月恒例の
席題による句会です。
ドキドキ。



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