麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 句会記録

4月6日、麻布俳句教室では
句会を開催しました。
吟行地は、自然教育園。
兼題は、柳絮、霾(つちふる)でした。

まず、佳田翡翠先生から。

海までもつづく長城つちふれり
翡翠


続きまして、メンバーの句

今上の御代の名残と柳絮かな
風虎

水際へ光あつめし蝶の昼
ひとみ

春昼や花びら招く自動ドア
佳織

風に舞うくるくる踊る桜かな
道楽

幼子の指す花みんなチューリップ
香深

春愁のエスカレーター乗り継ぎし
栄子

花疲れ日々賑ははせ目黒川
如翠

咲き満ちし花はみ出しぬ水鏡
詩音

一陣の風に舞い立つ柳絮かな
キヨ子

日当たりて一輪草の野となりぬ
一剣

昨日、4月6日、
麻布俳句教室は4月句会を
開催しました。

毎回第2土曜日に開催する
当教室の句会。
今月は例外的に
第1土曜日に変更になりました。

これが幸いして、
桜満開の絶好のタイミングで
句会を開催することができました。

しかも、天気は最高!
快晴のぽかぽか陽気。
視界には花々の明るい色が
入ってくる。
吟行中ずっと幸せな気分でした。
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吟行地は目黒の自然教育園。
いろいろな花に遭遇しました。
ちょっと写真多めでご紹介します。
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入口を入ると、
山吹がきらきらと輝くばかりに
お出迎え。
ありがとう~!
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紅葉に小さな小さな花が咲いて。

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一人静。
ひっそりと、目立たずに咲いていました。

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二輪草。
一輪草もすぐ近くに咲いていて、
比較ができて、勉強になりました。

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わかりづらいですが、
木通(あけび)の花です。
くすんだピンクの花と
それより少し小さなクリーム色の花。
雄と雌ですかしら。

なんといっても、
親切なカメラがご趣味の方に
教えていただいた
筆竜胆(ふでりんどう)。
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よくぞ、見つけられた!という
目立たない場所に咲いていました。
佳織さんから
栄子さんが花筏を見ながら
作句中。
佳織さんが送ってくれました!
ほのぼのといい雰囲気です。
佳織さん、ありがとう~!!

吟行が終わり、
自然教育園から徒歩数分の
イタリアン「パリアッチョ」でランチ。

その後、目黒川へ移動して、
目黒川沿いを
句会場まで散策しました。
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今回の幹事は
詩音さんと如翠さん。
お二人のお世話で
眺めのいい句会場で
気持ちよく句会を開催しました。

句会の後は、
4月生まれの翡翠先生の
ミニお誕生日会。
その後、先生と有志で
お祝いの続きを
したのは言うまでもありません。

気持ちのいい4月句会でした。
メンバーの句は次回、
ご紹介します。

いよいよ待ちに待った
桜の季節ですね!
この時期の外出は
とっても楽しいです。

さて、3月16日(土)、
麻布俳句教室は
句会を開催しました。


ひとみさんより2

吟行地は、旧古河庭園。
兼題は、立子忌と魞挿す でした。
今回の撮影は、ひとみさんです。


ひとみさんより1

踊るよな薔薇の芽よ名はシンデレラ
風虎

さみどりの水ゆらぎそむ立子の忌
栄子

花辛夷風にひとひら散りにけり
キヨ子

春昼や薔薇の間と言ふティールーム
佳織

茜雲魞を挿す舟に影ふたつ
道楽

春昼やそぞろ歩けば猫に会ひ
珂門

洋館の廊下の軋み春灯
一剣

古し書庫重き扉に春の蠅
香深

心字池雪見灯篭木の芽吹く


梅が香や風にも色のあるやうに
ひとみ

春の園都会の喧騒遠くして
如翠

鎌倉に細き雨降る立子の忌
詩音

薔薇の芽の花の色まだ秘密です
翡翠



昨日、2月16日に
卯浪の全国大会が
開催されました。

我々、麻布教室を含め、
全国に卯浪の俳句教室が
多数あります。
(教室の詳細はこちらへ)

全国大会では、
各地の教室の仲間が集まり、
句会を開催。
同時に、卯浪年間賞の授賞式も
行われます。

昨年度の年間賞の特選を
麻布俳句教室のキヨ子さんが
受賞しました。

雁風呂に遠き海鳴り届きをり
キヨ子


キヨ子さんの受賞式に
同席しようと
一剣さん、佳織さん、香深の3人も
全国大会に参加しました。

あいにく我らが翡翠先生は
風邪で急遽、欠席されることに。
昨朝、エールのメールが
送られてきました。

翡翠先生は、選手を送り出す
監督のような

気持ちだったそうです。

そうして、送り出された
私たち4人の選手(?)。
句会は13時半からですが、
参加する前に、
もちろん吟行をしなければ。

一剣さんにルートを作ってもらい、
4人で、港の見える丘公園と
赤レンガ倉庫で
吟行しました。

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こちらは「香の庭」。
100種500本の薔薇が
植えられています。
この時期に見えるのは薔薇の芽のみ。
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薔薇の芽は春の季題。
薔薇の芽の句が詠めるかしら…。

桜の芽はまだ固く。
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まだ肌寒い時期ですが、
港は霞んでいました。
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春ですね。

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イギリス館に行ってみました。
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丸窓からは居留地時代と違い、
ビルが見えます。
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そして、赤レンガ倉庫へ。
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飛行機雲とみなとみらい。
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俳句になりそうな風景です。

さて、いよいよ句会場の
万国橋会議センターへ。

13時半までに投句を済ませ、
句会に先立ち、授賞式です。

特選のキヨ子さん。
山本素竹先生から賞状が
手渡されました。
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麻布俳句教室からは
キヨ子さんに花箱を贈呈。
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なんだか、自分のことのように
嬉しい。

おっと、喜んでばかりはいられません。
これから句会が始まります。

いつものように
清記、選句、一般選の披講と進み、
最後に、6人の先生方の入選句・特選句の
発表がありました。

全国の仲間の皆さんの
高いレベルを知ることができ、
とても刺激になりました。

なんと寒い日なんでしょう!
厚手のコートを着ていても
背中がどんどん冷たくなっていくのが
わかるほど。
ちらほら雪が降りだして。

雪といえば、
2月9日の句会の日も
吟行中に雪が降りました。

そのときのメンバーの句を
ご紹介します。


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海の幸梅のひと枝添へられて
風虎


魚河岸の軍手に積もる春の雪
佳織

頼もしき売り子の声や桜魚
香深

雪女歌ひ継がれる悲話のあり
一剣

春めくやうす紅色のにぎり鮨
如翠

春節にどっとくり出す築地かな
キヨ子

淡雪や印度をかもす阿弥陀堂
道楽

目覚めては再び会はむ雪女
詩音

早蕨の香り束ねて朝の市
ひとみ

遠ざかるメトロの尾灯冴返る
栄子

卑弥呼なと語りて更けし榾の宿
翡翠



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