麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 俳句の周辺

昨日の「プレバト!!」
ご覧になりましたか。

「2019春光戦」でした。
若い俳人が活躍した回でしたね。

さて、「プレバト!!」のウェブサイトには
「もう一度楽しむプレバト俳句」という
コーナーがあります。
というか、今日発見しました。

「俳句王・梅沢富美男と
東大王・鈴木光が明かす
”プレバト俳句の作り方”」

という対談が載っていました。

昨日、「俳句モンスター」という
ニックネームを頂戴した光さん。
人生経験のなさを
カバーする手段を
対談で語っていました。

年齢と人生経験って
必ずしもイコールではないかも
知れないけれど、
自分に足りないと思う点を
冷静に分析しているのは
さすがですね。


では、最後に、昨日ではなく
その前の、鈴木光さんが
5級から4級に昇格したときの句を。


道化師のギャロップのごと牧開
鈴木光

吟行・句会の必需品は、
歳時記や電子手帳、句帳など。
さらに、私にとって
欠かせないのがアプリです。

漢字を拡大してくれるアプリ。
漢字の読み方がわかるアプリ。
この2つは句会のときに
欠かせなくなりました。

投句するときに
画数が多くて
細かな部分がよくわからない
漢字を拡大し、
それを見ながら手書きすれば
あら、簡単。

選句のときに
意味はおろか、読み方もわからないとき
読みを教えてくれるアプリは重宝です。
読みがわかったうえで、
電子手帳やスマホで
意味を調べるととてもスピーディ。

そして、昨日、ダウンロードしたのが
動物の画像から名前を教えてくれるアプリと
植物の画像から名前を教えてくれるアプリです。

植物の方は、試しに、家にあった
カーネーションとかすみ草で
トライしてみました。
ちゃんと名前が出てきました。
しかし、パソコン画面に
木蓮の画像を出して試してみると
「ゆりのきかな?」と…。
パソコン画面だったからだめだったのかも。
今度、実践で試してみます。

ところで、もうすぐ雛祭りですね。
全国の各地で
ひな人形をたくさん飾る
ひな人形祭りを開催しています。

関東でひな人形の
産地といえば埼玉県。
さいたま市の岩槻、越谷市
そして、鴻巣も有名な産地です。

IMG-3602 (338x450)

先日、中山道を歩き、
鴻巣市では、
街道沿いにたくさんの
ひな人形のお店が
軒を連ねていました。
その中に、
とびきり素敵なひな人形を見つけました。

IMG-3600 (450x307)

ガラス越しで見づらくてすみません。

三人官女。
華やかではないですが、
なんとも上品。しっとり。
お内裏様も
すごいハイセンスでした。

なお、岩槻では
2月23日から3月10日まで
「まちかど雛めぐり」を。
鴻巣では
2月20日から3月10日まで
「鴻巣びっくりひな祭り」を
開催中です。


東京は晴れの日が続き、
乾燥しきっています。
お肌と火の元に気を付けましょう。

乾燥していて美しいのは夜景と夜空。
21日(月)の満月は
あまりにくっきりしていて、
月の輪郭がデコボコにみえるほどでした。

さて、今日は「鳥が来ました」の第2弾です。
1月9日に掲載した第1弾は
風虎さんが送ってくれたユリカモメでしたが、
今日は白鳥です。

1月6日に詩音さんが送ってくれた白鳥です。
掲載まで時間がかかってしまいましたが、
早朝の霧がかかる水面に白鳥が泳ぐ
すごく素敵な写真で、
ぜひ掲載したいと思っていました。
190105詩音さん川島白鳥 (1)

埼玉県の川島町という
白鳥の飛来地にお正月休みに
行ってきたそうです。
朝焼けの写真から
相当早い時間とわかります。

比企郡川島町、ご存知ですか。
私は初耳でした。
埼玉県のほぼ中央に位置する
人口2万人ほどの町です。
その川島町を流れる越辺川の
河川敷に毎年白鳥が飛来します。
190105詩音さん川島白鳥 (2)

川島町のウェブサイトには
白鳥の飛来状況が紹介されています。
それによると、昨年は
10月18日(木)に渡ってきたそうです。
1月7日に80羽、
1月23日に80羽ほどが
確認されたとのこと。

さて、白鳥は冬十二月の季題。

坂東太郎白鳥の江となりにけり
堀口星眠


坂東太郎は利根川のこと。
おっと、写真は荒川水系の
越辺川でしたね。

もうひとつ、最初の写真は
霧と白鳥。
靄と霧と霞はどう違うかが、
違いがわかる事典」に
記されていました。
気象学的には靄と霧は同じもので、
見通しの度合いで使い分けると。
俳句的には霧は秋、霞は春で、
靄は単独では季題ではないそう。


詩音さんの写真にあった霧は
蒸気霧といい、
水面から水が蒸発するときに
冷たい空気に冷やされて霧になったもの。
水温が気温よりも高い場合に発生します。
川霧は蒸気霧の一種。
もろもろの条件が重ならないと
冬でも発生しないので、
川霧と白鳥の景色が見れたなんて、
詩音さん、とってもラッキー!


なお、川島町の白鳥は、
3月上旬まで見ることが
できるそうです。

先月、日本伝統俳句協会の
関東支部大会で成田山新勝寺に
行ったとき、境内で
菊花展を開催していました。

恥ずかしながら、
そのときに「懸崖」という言葉を
初めて知りました。

そして、先日、
六義園にでかけて、
懸崖の菊を再び見つけ、
写真に納めました。
懸崖菊 (338x450)

少しずつでも
言葉が身になるのは
俳句のおかげです。

今月の麻布俳句教室の
吟行地は銀座と日比谷でした。

銀座や日比谷は
俳句にもたくさん詠まれているのに
実際、詠もうとすると
難しいものだとわかりました。

そこで、今日は、
銀座に小料理屋「卯浪」を構えていた
鈴木真砂女の銀座の句を
いくつか記してみます。


イブの空鴉が渡る銀座かな

築地詠み銀座を詠みて日短

銀座にも鴉雀よ鳥総松


まだまだたくさんありましたが、
今の季節に比較的近いものを
3句だけ。

ちなみに、鳥総松(とぶさまつ)は、
門松を取り去った後の穴に
その松の一枝を差しておくこと
だそうです。

これも初めて知った言葉です。

最後に、翡翠先生が
真砂女の訃報を聞いて
詠まれた句を。


真砂女逝く銀座の柳芽吹く頃
翡翠


鈴木真砂女は、
2003年3月14日に逝去。
享年96歳でした。


昨日、友人から
「ゲッコウって知っている?」と問われ、
頭の中が?の字に。

月光?
激高?
え、何?

月の光でできる虹、
月虹でした。

滝に落ちる水に
虹がかかって
いるのをテレビで見て、
とても幻想的だったと。

見ていないけれど、
とても素敵な感じは
よ~くわかります。

調べてみると、
ハワイでは月虹を見ると
幸せがやってくると
言い伝えられているそうです。

なおさら、素敵です。

月虹は
俳句の季題にはありません。
月は秋九月、
虹は夏七月の季題。
月虹を詠んだ句はないか
探してみましたが、
レアな現象なのか、
見つけられませんでした。

ですので、
月虹ではなく
月光の句を。


滝壺に落ちし月光湧きのぼる
落合水尾


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