麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第1土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 俳句の周辺

大型連休も
あと少しでおしまいですね。

昨日、池上本門寺に
行きました。
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目的は、本門寺の
奥の庭といわれる
松濤園が一般公開されるから。
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5月4日から8日まで
10時から15時まで
公開されています。
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11時に学芸員さんの
説明があります。

その説明によりますと、
このお庭自体は
400年前に作られたとのこと。
本門寺の住職の住居に
面して庭が作られました。
池泉回遊式の庭園で、
造園に小堀遠州が
携わったともいわれています。
本門寺に来たVIPを
接待するための庭だったそうです。
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しかし、昭和20年4月の
大空襲で本門寺の
ほとんどが焼失。
松濤園も例外ではありませんでした。
この庭園の修復が完成したのは
平成3年だったとのこと。

普段は朗峰会館から
庭を眺めることができますが、
庭に入って見れるのは
一般公開期間中のみ。

この松濤園は、
幕末に西郷隆盛と勝海舟が
会談した場所。
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薩摩藩邸(現在のJR田町駅近く)
にも石碑があり、
そちらは本会談が行われた場所。
松濤園は事前会談だったのかしら。
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なんと筍も
生えてました。
しかも、たくさん。

たかんなの先を五重塔に向け
鷹羽狩行


たかんなは、筍のこと。
筍は初夏の季題。

この句を選んだのは
池上本門寺には
五重塔があるため。

8日まで楽しめますので、
お勧めです。


令和、最初の投稿です。

10連休も半分が経過しようとしています。
いかがお過ごしでしょうか。

連休に入った初日、風虎さんからメールが。
上野の東京国立博物館・平成館で開催中の
「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」に
行ってきたそうです。

仏像は撮影可で、
画像を送ってもらいました。
送られてきたのは、
仏像15体のうちの
帝釈天騎象像の画像です。
0428東寺帝釈天 (1)

なんと整ったお顔でしょう!
ハンサムの極み!

風虎さん、
このアングルが
特に美しさが際立ちますね。

心が洗われます。

では、東寺の登場する俳句を
ご紹介。

虫干や東寺の鐘に遠き縁
飯田蛇笏

塔ばかり見えて東寺は夏木立
小林一茶


いずれも夏の句ですが。

風虎さんが博物館に行った翌日、
香深は芝公園を通りかかりました。
平成最後の日、芝公園には
写真のような行列が!
一体何事かと、行列に並ぶ人に
問うてみました。
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すると、芝公園や増上寺に隣接する
宝珠院の御朱印に
並んでいることが判明。
和な毎日にありがとう
笑顔あふれる未来に
りますように」
と書かれた御朱印。
最後尾がどこだかわからないほど
長い列でした。

令和の初日も長蛇の列が
できていたみたいです。


令和初日の御朱印には、
「碧い空に風薫る
慶びの今
月を祝す
やかな美しい
未来への虹の架け橋に」
と記してあったそうです。


こんにちは、香深です.
とてもいい天気ですね!
今、中山道を歩いている最中です。
今日は、熊谷から深谷までを歩きます。

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八木橋デパートの中を中山道が通ってます。
ある意味、今日のメーンイベント!
増床改築で、こんな風になったそうです。

下は、八木橋デパート脇にある
宮沢賢治の歌碑。
盛岡高等農林学校2年の時に
学校の研修「地質旅行」に参加。
そのときに訪れた熊谷のことを
歌に詠んだものだそうです。

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熊谷の蓮生坊が
たてし碑の
旅はるばると
泪あふれぬ

熊谷も深谷も
とても綺麗な花がたくさん。
それぞれのお宅が
まるで競い合うように
上手に花を育てていらっしゃる。

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加えて、道路沿いにも
多様な野の花が咲いています。

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人生で一番たくさん
たんぽぽを見た日です。
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ピンポン玉くらいの大きさの
たんぽぽの綿毛がいっぱい。

歩いているだけで
沢山の花々を楽しめました。
そして、俳句がたくさん詠めそうな
景色が続いていました。

残念ながら、句碑に出会うことは
出来ませんでした。

昨日の「プレバト!!」
ご覧になりましたか。

「2019春光戦」でした。
若い俳人が活躍した回でしたね。

さて、「プレバト!!」のウェブサイトには
「もう一度楽しむプレバト俳句」という
コーナーがあります。
というか、今日発見しました。

「俳句王・梅沢富美男と
東大王・鈴木光が明かす
”プレバト俳句の作り方”」

という対談が載っていました。

昨日、「俳句モンスター」という
ニックネームを頂戴した光さん。
人生経験のなさを
カバーする手段を
対談で語っていました。

年齢と人生経験って
必ずしもイコールではないかも
知れないけれど、
自分に足りないと思う点を
冷静に分析しているのは
さすがですね。


では、最後に、昨日ではなく
その前の、鈴木光さんが
5級から4級に昇格したときの句を。


道化師のギャロップのごと牧開
鈴木光

吟行・句会の必需品は、
歳時記や電子手帳、句帳など。
さらに、私にとって
欠かせないのがアプリです。

漢字を拡大してくれるアプリ。
漢字の読み方がわかるアプリ。
この2つは句会のときに
欠かせなくなりました。

投句するときに
画数が多くて
細かな部分がよくわからない
漢字を拡大し、
それを見ながら手書きすれば
あら、簡単。

選句のときに
意味はおろか、読み方もわからないとき
読みを教えてくれるアプリは重宝です。
読みがわかったうえで、
電子手帳やスマホで
意味を調べるととてもスピーディ。

そして、昨日、ダウンロードしたのが
動物の画像から名前を教えてくれるアプリと
植物の画像から名前を教えてくれるアプリです。

植物の方は、試しに、家にあった
カーネーションとかすみ草で
トライしてみました。
ちゃんと名前が出てきました。
しかし、パソコン画面に
木蓮の画像を出して試してみると
「ゆりのきかな?」と…。
パソコン画面だったからだめだったのかも。
今度、実践で試してみます。

ところで、もうすぐ雛祭りですね。
全国の各地で
ひな人形をたくさん飾る
ひな人形祭りを開催しています。

関東でひな人形の
産地といえば埼玉県。
さいたま市の岩槻、越谷市
そして、鴻巣も有名な産地です。

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先日、中山道を歩き、
鴻巣市では、
街道沿いにたくさんの
ひな人形のお店が
軒を連ねていました。
その中に、
とびきり素敵なひな人形を見つけました。

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ガラス越しで見づらくてすみません。

三人官女。
華やかではないですが、
なんとも上品。しっとり。
お内裏様も
すごいハイセンスでした。

なお、岩槻では
2月23日から3月10日まで
「まちかど雛めぐり」を。
鴻巣では
2月20日から3月10日まで
「鴻巣びっくりひな祭り」を
開催中です。


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