麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

カテゴリ: 句碑探訪

こんにちは。
どんよりとした空が
続いています。

昨日は中山道を
歩きました。
本庄宿から新町宿までの
13キロほどを歴史探訪しつつ
踏破しました。

時折、雨が降り始め、
雨具を着たり脱いだり
忙しい1日でした。

やっと中山道歩きも
江戸時代の景色が
容易に想像できるような
街並みになってきました。

では、卯波集4月号の特選句を
ご紹介します。

田丸千種先生選

春の闇ブラックホール現るる
一剣


今回は一剣さんの一句のみでした。
一剣さん、おめでとうございます。

お祝い(?)に、季節外れですが、
久保田万太郎の
句碑を掲載します。
慶応義塾大学三田キャンパスに
ある句碑です。
同大学では、歴史ある校舎の
補修工事を長期間かけて行っており、
その影響で句碑のあるエリアに
立ち入ることができませんでした。

3つの石碑と1つの像が集まった
三田文学の「文学の丘」。

石碑のひとつが
久保田万太郎の句碑です。

久保田万太郎 慶応義塾大学

しぐるゝや大講堂の赤れんが
久保田万太郎


久保田万太郎さんは、
没後の著作権を
慶応義塾大学に贈与した
のだそうです。




先日、中山道踏破の第2回目、
板橋宿から蕨宿を歩いてきました。

さらっと
ご紹介すると、
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スタートは板橋宿のうちの
板橋平尾宿。

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旧中山道をひたすら、歩きます。
途中、いくつかの庚申塔、
本陣跡などを見て、
江戸時代の生活や旅を想像しつつ。

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これは志村一里塚。
明治以降、全国的に
一里塚は姿を消していったそうですが、
この一里塚は昭和初期に保全されて
残った塚です。

現存する一里塚は
全国的にも非常に稀なのだそうで、
国の史跡に指定されています。

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荒川を渡り、埼玉県へ。
戸田の渡しがあった場所です。

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また、ひたすら歩き、
やっと蕨宿に到着。
蕨宿には民俗資料館があり、
当時の蕨宿の様子を知ることができます。

中山道から少し外れ、
和楽備神社・蕨城址公園に行きました。
そして、ここでやっと
下の写真の碑を発見。
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雲の迅さよしきりはゆられく啼く
春水
(下記に修正があります)

しかし、調べても、
春水さんとは誰なのか、
3行目は「ゆられく」で正解なのか、
破調の句なのか、俳句ではないのか、
私にはわかりません。
これが俳句なら、
葦切が季題で、季節は夏ですね。
どなたかご存知の方がいらしたら
教えてください。

(このブログをアップした直後に
taracyannさんからコメントをいただき、

ゆられゆられ啼く と教えていただきました。
taracyannさん、どうもありがとうございました!)

雲の迅さよしきりはゆられゆられ啼く
春水


日本橋から板橋宿の間には、
俳句ゆかりの場所が
数々ありました。

しかし、板橋宿から蕨宿の間では
残念ながら見つけることが
できませんでした。
蕨は俳句が盛んな土地柄との
ことでしたので、
街道沿いには発見できなかったですが、
市内には俳句ゆかりの地が
いろいろあるのではないかと
思ったりしています。

ちなみに、蕨市は
全国で最小の市なのだそうです。

先日、中山道の
出発点である日本橋から
六十九次の最初の宿場、板橋宿まで
約10㎞を歩きました。

日本橋の橋の上に
道路元標が埋められています。
ここが道路の起点です。
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さあ、中山道を歩き始めます。
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歩いてすぐの、大通りから
少し横道に入ったところに
松尾芭蕉の元住居があったとか。
松尾芭蕉さんはずいぶん賑やかなところに
住んでいたのですね。

それから100メートルほど行くと、
今度は与謝蕪村さんが
俳句の修行時代に住んでいたという案内が。
同じ時期ではなかったのですが、
ずいぶんと近くに住んでいたのですねぇ。
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尼寺や十夜に届く鬢葛
与謝蕪村


(看板には鬢葛となっていましたが、
真葛と記されている資料もありました。
鬢葛は真葛の別名です)

それから数㎞歩きまして、
神田明神近くに、
こんな手作り感のある道路案内が。
きっとご近所の方が作られたのでしょう。
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さらにしばらく行きまして、本郷へ。
「本郷もかねやすまでは江戸のうち」の
川柳の看板がありました。
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ここから江戸を離れるわけですね。
東大のキャンパスを右手に見ながら
少し進むと、「追分一里塚」。
やっと4㎞歩いたのですね。
ずいぶん長かった…。
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追分一里塚を左折して、
しばらく歩き、
巣鴨駅を過ぎると、
真性寺に到着します。
そこに、松尾芭蕉とお弟子さんの杉山杉風の
句碑がありました。
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白露もこぼれぬ萩のうねりかな
松尾芭蕉


このほか、
巣鴨の庚申塚の看板に、
小林一茶の句も発見しました。

中山道を10㎞歩くだけで、
松尾芭蕉、
与謝蕪村
杉山杉風
小林一茶
に出会えました。

きっとまだ見逃している
俳句ゆかりの場所や看板があったはず。
おもしろくもハードな散歩でした。

今春は、穏やかな日が多くて
桜が長持ちした気がします。

先週末、芝公園で花見をしました。
花見といえば、毎年、芝公園。

芝公園って、プリンスや増上寺や
東京タワーに追いやられて、
薄っぺらい公園のように思えますが、
とんでもない。

一日たっぷり楽しめる
奥の深さです。

今年は、プリンスタワーの西側を
突っ切って、プリンスの庭園に。
庭園を抜けて、増上寺へ。
増上寺から芝東照宮へ。
芝東照宮から芝丸山古墳へ、という
フルコースで回りました。

花見の皆さんは、
プリンスの西側と芝東照宮前の広場、
そして芝丸山古墳の上に。
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桜と言えば、特に増上寺の
枝垂桜が素敵でした。
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この枝垂桜もいい感じです。
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増上寺といえば、
この光景も有名。
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その他の花々も咲き誇っており。

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シロツメクサ
(以下、ところどころ、カタカナ表記で、すみません)

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イヌノフグリ

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仏の座

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菜の花

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見えにくいですが、
菫がいっぱい。

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つくしも。

芝東照宮には
星野高士の句碑があります。

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人にまだ触れざる風や朝桜

三句刻まれていますが、
一番右の句が春の句。

今日は、写真たっぷりでお送りしました。

明日は国際文化会館のお庭の春をお送りします。





芝大神宮は
11日から21日まで
だらだら祭の真っ最中です。

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10日間も続くから
だらだら祭とか。
大祭の昨日、
出かけました。

嵐の前の静けさといった風の
空模様です。

江戸時代までこの一帯には、
生姜畑があったそうです。
その時代には、祭の間、
境内や周辺に生姜の市が
立ったのだそうです。


なので、生姜が奉納してあったり、
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生姜塚があったり。
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奥まったところに
句碑もありました。

星野立子、星野椿、
星野高士三代の句碑です。
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そよりとも風はなけれど夜涼かな
星野立子

千年の神燈絶えず去年今年
星野椿

界隈のたらだら祭なる人出
星野高士

思いがけず、句碑を発見すると
嬉しいものです。
生姜市とだらだら祭は
秋9月の季題です。

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