麻布俳句教室

麻布で俳句――。「卯浪俳句会・麻布教室」で俳句を学ぶ仲間の活動記録です。

毎月第2土曜日開催の卯浪俳句会・麻布教室は、一緒に学ぶメンバー募集中です!当教室の詳細は、本ブログの「麻布俳句教室について」「佳田翡翠講師について」をご覧ください。 体験ご希望の方は、online@haiku.jp へご連絡ください。

タグ:正岡子規

昨日、10月1日は
コーヒーの日でした。

制定したのは、
全日本コーヒー協会。

理由は、
「国際協定によって、
コーヒーの新年度が始まるのが10月で、
この日(10月1日)がコーヒーの
年度始めとなります。
さらに、日本では、秋冬期に
コーヒーの需要が高くなる」ことから、
1983年に、全日本コーヒー協会によって、
定められたのだそうです。

コーヒーは季題では
ありませんが、
次の俳句を見つけました。

客観のコーヒー主観の新酒かな
寺田寅彦


びっくりすることに
10月1日は日本酒の日でもあります。
日本酒造中央会が制定。
10月から酒づくりを始めるところが多く、
昔から10月1日を酒づくりの元旦と
祝う風習があったことなどから。

コーヒーも日本酒も、
10月1日は、
「元旦」「年度初め」という
「始まり」の感じなんですね。

寺田寅彦さんは夏目漱石に
俳句を習ったそうです。
ということは、
子規の、いわば孫弟子。

この句は、
どういう意味でしょう。
今日もコメントをオープンにします。
解釈を教えてください。

先日天気予報で、
正岡子規の雲の表現に
ついて紹介していました。

「春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、
秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如し」

「晨雲は流るゝが如く、
午雲は湧くが如く、
暮雲は焼くが如し」

明日から空を見ようと
思います。

日中は雲、夜は月。

「まんがで読破」という
シリーズがあります。

ちょっとやっかいな本も
まんがで読破できるという
魅力的なシリーズです。

病床六尺

『病床六尺』――。
いよいよ子規庵へ行く吟行が
近づく中、もう1冊読破しようという
想いから購入しました。
そして、わずかな時間で読破。
確かに文字通りです。

しかし、何か物足りない…。

「う~ん、わからない」と葛藤する
過程が足りないのですね。

ちょっと余裕ができたら、
病床六尺を子規の言葉で
読破したいと思います。

【まんがで読破 病床六尺】
著者: 正岡子規
出版: イースト・プレス
価格: 552円+税

昨日、神田神保町界隈に
行ったついでに、
夏目漱石の『吾輩は猫である』の
石碑を撮影しました。
IMG_1442 (338x450)

千代田区立お茶の水小学校の
校門の脇に立っています。

石碑には「夏目漱石 錦華に学ぶ」と
書かれています。
この地にはかつて錦華小学校があり、
漱石さんが短い期間、通っていたそうです。
後に小学校が合併して
現在のお茶の水小学校になりました。

石碑の横には、
「先輩 夏目漱石 略歴」の
プレートが掲げられています。
ここには、第104回卒業生の
卒業記念と。

夏目漱石といえば、
正岡子規の親友。
二人が文学のうえで刺激し合った
様子は、
『子規と漱石~友情が育んだ写実の近代』
に描かれています。
子規と漱石

翡翠先生からの宿題で、
子規忌を前に子規の関連本を
読むようにとのことで、
何冊か目を通しましたが、
私にはこの本が一番、
勉強になりました。

【子規と漱石~友情が育んだ写実の近代】
著者 小森陽一
出版 集英社新書
価格 821円


『墨汁一滴』を
読み終えました。
墨汁一滴

正直言うと、
『松蘿玉液』よりも
遥かに面白かったです。

『墨汁一滴』の
明治34年1月31日、
身体が思うように動かなくなる
正岡子規の希望は、
庭先を歩くこと→立つこと→座ること
と、どんどん小さくなっていきました。
「最早我望もこの上は
小さくなり得ぬほどの
極度にまで達したり」と語っています。

夜眠れないほどの痛みについても
この随筆中に何度も語られています。

ところが、子規の思考は
どんどん鋭くなっていくような
気がしました。

本書の解説を書かれた
粟津則雄さんも
「子規は、それらが情け容赦もなく
奪い去れたというまさしくそういう
時点に自然体で立つことによって、
それらを、実にみずみずしい手触りを
もって新たにつかみ直しているようだ」
と記されています。

俳句とは無縁の記述も多いけれど、
それも含めて、お薦めの本です。

【墨汁一滴】
明治34(1901)年1月16日から
7月2日までの随筆。
発行:岩波書店

価格:480円+税

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