既に故人ですが、
私には大正生まれの
義母がいました。

あまりに世代が違い過ぎて、
義母の体験談の一つひとつが
衝撃的でした。

山あり谷ありの
人生を生きた魅力的な人でしたが、
彼女の唯一ともいえる
欠点(?)は超・現実的なところでした。
超現実ではなく超・現実。

そんな義母は、
芸術を味わうことが不得手でした。
老人会で俳句を習っても
突拍子もない女郎花の句を
詠んでました。

義母なき今、
私が素敵な女郎花の句を詠んで
義母のかたき討ち(?)を
しなくては!!
と思う、今日この頃です。

女郎花の季題は、秋9月。
今月のうちに何とか
詠んでみます。

今日はひとまず、
達人の句を。


黄色とは野にありてこそ女郎花
池田一歩

IMG_1477 (338x450)

子規庵で見つけたのですが、
これは女郎花では
ありませんね。
金水引ですかしら。
今度、ちゃんと女郎花を
撮影してきます。
もう、いろいろな
捲土重来が必要です(笑)。